自然歩道  

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稲 星 山
白 口 岳
1774.0M
1720.0M
2005.09.01 本山登山口(展望所)⇒稲星・中岳分岐⇒稲星山⇒稲星・中岳分岐⇒白口岳⇒鉾立峠⇒くたみ分れ駐車場
          
アウトドア店のバスハイクへ参加。参加者17名。
今日も新しい出会いが。SAでトイレ休憩の時に声を掛けられた。今年の3月に頭巾山から登って三郡山と前砥石山中間で三郡
縦走中の長崎・そよかぜさん達のグループを待ち受けた時以来、訪問していただいている方である。

台風13号が九州本土を反れ台湾、中国大陸方面へ進路を取った。前日の天気予報では大分地方には雷雨注意報が出ていた。
今日の天気はほぼ快晴。しかし最高気温が35度前後。台風による湿った空気が南方海上から吹き上げられているからだ。
久住連山南側の本山登山口から少し入った展望所から9時57分スタート。展望所からコンクリートの道を数分歩いて小さな脇道に
入り暫らく杉林の中を歩く。夏草が道周辺に生い茂り緑豊かな景色となって、歩く気持ちも何となく落ち着く。

スタートから55分、水場に着いた。登り始めから沢らしきものが見当たらないのに、突然の水場出現には驚いた。この水は飲める
ということだった。約1時間弱の歩きで汗が流れ出し暑さがこたえ始めていたので両手を漬けて涼を取る。水はかなり冷たかった。
やがて杉林が終わると低木の樹林に変わり山道の傾斜も次第に厳しさを増し岩も多くなってきた。
なお高度を増すと低木の樹林も終わり、岩と腰ほどの背丈の樹木となる。見通しは良いが夏草や低木に隠れた足許には岩や窪
みがあって歩きを遅らせる。
  

本山登山口展望所よりスタート

下:冷たい水場

      
時には大きな岩を巻いて歩く。今日の蒸し暑さには相当堪えた。普段は比較的水補給はあまりしない方だと思うが、休憩の度に水
を補給する。自分にとっては多目の2.3リットル。ボトルいっぱいに氷を詰め込んで入れた麦茶の冷たさは格別。生気がよみがえる。

やがて正面に大きな岩場の山が現れた。登っている時は皆それが稲星山だと思っていた。直前に大きく聳え立っているので、まさか
と思ったがあれを登るのかとため息が出る。(実際は鳴子山1643Mでこの直前で左へ進路変更・下のルート地図参照)
  

足許が険しいので下を注意しながら進むも、道にはみ出していた木の根っこに内太ももあたりをぶつけてしまった。痛みからして多少
のかすり傷を負ってしまったようだ。こんな時はあまり傷のことを気にしない方が良いと思い無視。
やがて登りも後半に差し掛かった時に前を歩く女性が「痛い」と小さな声をあげた。どうやら足がつったようだ。暫らく休憩し、もう歩け
るということでザックは後方の2人で交替で背負うことにし前進を開始。
もう大丈夫かなと思っていたが、暫らくしてまた足に痙攣が走ったようだ。自分達が最後尾だったので前方にその旨を伝えて暫らく休
憩する。ガイドが降りてきて暫らく状態を見る。やがて足の状態が快復したようでザックをガイドが引き取って再び前進。

稲星・中岳分岐に近づく頃からガスが当たり一面に垂れ込め始めた。上を見上げると全く前方の見通しが効かない。自分にはこうい
う経験が無い。午後から天気が下り坂になる予報だったので天気のことが少し気になってきた。やがて前方がパッと拓けた。稲星・
中岳・白口分岐だ。スタートしてから2時間45分経過していた。ここで食事休憩。
    

稲星・中岳・白口分岐(ここで昼食) 正面大船山

稲星山をバックに
下:ワレモコウ

      
食事休憩時間の30分も終わり、これからの行動予定を話し合った。ペースが遅れているので中岳を断念して稲星ピストンで白口岳経
由で帰るか、稲星を省略して中岳・白口岳で帰るかということになった。殆んどの参加者が中岳経由を望んだ。自分も中岳を是非登っ
てみたかった。今日のメインは中岳だから。
しかしガイドの決断で稲星ピストン・白口岳ルートに決まった。ガイドの決断は正しかったと思う。

まず稲星山へピストンで登る。足に痙攣を起こした女性はここで休憩して皆んなの帰りを待つことになった。
山頂への道は草原を歩くような感じ。HPで久住歩きの写真を沢山見てきたが、まさにその光景と同じ光景であった。その道を今自分
が歩く。
山頂から今日登る筈だった中岳がすぐ目の前にあった。方向を変えれば久住山も。暫らく久住の山の雄大さに見とれる。
    

稲星山頂上を目指して

稲星山山頂(1774M)

        
稲星山往復30分、稲星・中岳分岐へ戻った。稲星を諦めて休憩して待っていた女性は足の故障が
すっかり快復したようだった。
   

食事した分岐へ戻る(左上ピンク豆粒大の人は
稲星山登頂を諦め休息して我々の帰りを待つ)

    
次は白口岳を目指す。歩くにつれて周囲の山容が刻々と変化する。中岳山頂が目の前に迫ってきた。
2人の登山者が中岳山頂からザックを背負い下りているのがわかる。いずれあの道を歩くのだと密かに・・・。

約20分で白口岳到着。ここから先月参加者不足でキャンセルになった三股山、登りが急そうな大船山、その
向こうには平治岳が見えた。この頃になるとガスも幾分晴れて雄大な久住の景色を満喫。
天気も安定して、以後の行程には全く支障が無さそうだ。
  

白口岳を目指す

白口岳山頂(1720M)

     
白口岳山頂からの景色を楽しんだ後、いよいよ鉾立峠を目指して下山開始。ガイドや経験者の話しではこの
ルートの下りが久住では最も険しいということだった。
下山開始時にガイドが笑いながら「上から石を落とさないように・・・」。下り始めて数分後、ちょっとした弾み
で野球ボール2個程度の石ころを蹴ってしまって、コロコロと落ち始め慌てて両手で押さえることもあった。
   

坊ガツルを見下ろしながら

     
途中で見上げるとよくもこんな急斜面を降りてきたなと思う程の斜面だった。この頃から下から吹き上げる風が出てきた。
涼しくて気持ち良い。生気が蘇ったような感じ。暫らくこのまま風に吹かれていたい気持ちになってしばし立ち止まる。
やがて鉾立峠近くになるとススキが生い茂る道を歩いた。もう秋の気配が。下りること約1時間鉾立峠到着。
  

久住ではこのコースが最も傾斜がきついらしい

    
鉾立峠小休憩後、くたみ分れ方面で我々の帰りを待つマイクロバスを
目指して出発。
このルートは歩く登山者が少ないようで、大きく生い茂った草を掻き分
けて歩く状態の箇所もあった。

佐渡窪という湿地帯らしき窪地もあって、渡された板の上を歩いた。
窪地を抜けると後は小さなアップダウンの繰り返し。窪地までの草を掻
き分けての歩きから、平地の雑木林内の歩きに変わる。

以後はただ歩くのみ。ただひたすら歩いた。
余談になるがここの標識にはいささか??が。相当歩いた筈なのに前
の標識との距離は400メートルしか縮まっていない。このことに気づい
て次の標識を見てもまた同じ感じ。
前を歩く人にこの事を話すと、この人も同じ様に感じていたようだ。
この人は「直線距離じゃないですか」と言うが、そうかな〜〜?
ひょっとしたら、長い歩き疲れからそんな感じになったのかもしれない。

くたみ分れを目指して(佐渡窪付近)

        
今日の参考タイム

本谷登山口

水場

稲星・中岳
白口分岐

稲星山

稲星・中岳
白口分岐

白口岳

鉾立峠

鍋割坂

くたみ分れ
駐車場

9:57

10:52
10:57

12:47
13:20

13:35
13:45

14:00
14:04

14:23
14:32
15:30
15:42

16:21

17:28

タイムは実際に歩いた時間で個人差がありあくまでも参考です。
移動時間のみで休憩時間等は含んでいません。



   

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