自然歩道  

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久住・中岳⇒稲星 1791.0M
1774.0M
2005.11.15 吉部⇒暮雨の滝⇒坊ヶツル⇒中岳⇒稲星山⇒久住南登山口
          
アウトドア店の久住・中岳〜稲星山参加。参加者12名。
数日前から九州北部地方の天気が微妙になりだした。幸い当日は雨の確率は無くなったものの、大陸からの高気圧が日本付近へ
張り出して、昨日までの秋らしい気温が急に冬型になった。
朝5時に起きたが寒さはそれほどまでには感じない。ッと思ったが登る山は1700M以上。高山での経験が無いので衣服の調整に
戸惑う。結局、ザックに余裕があったので4種類のウエアーを詰め込んだ。その中のひとつはセーター。これは朝の集合場所までの
防寒に役立った。
九州自動車道を九重インターで降り、いつものコースの四季彩ロードを走り町田牧場を通って長者原へ。長者原でトイレタイム。
その後吉部の駐車場へ向かった。

準備体操して9時27分スタート(時間表示はデジカメの撮影時間表示を使用)。水口登山道を歩く。歩き始めていきなり道の傾斜が
きつくなった。そこを登りきると後はなだらかな道が続く。登山道には未だ紅葉が残っていた。紅葉の盛りにはどんなにか素晴らしか
っただろうと想像したが、落ち葉が積み重なった道をサクサクと踏み分けて歩く感触も素晴らしい。

      

紅葉撮影に夢中

水口登山道の紅葉

        
暫らく紅葉を楽しんで歩いていたら途中で暮雨(クラゾメ)の滝5分の標識があった。寄ってみようということで5分ほど降りた地点
にあった。水量が多く流れが強いので真冬でも凍結しないらしい。その話を聞きながらふと難所ヶ滝のことを思った。
水口登山道へ戻って暫らく歩くとクマササの道へとかわる。小爪峠から金山へ登るクマササの光景を思い出した。しかしこちらは
平坦な歩きで気持ち良い。

吉部からスタートして90分。大船林道終点に近い地点についた。吉部をスタートする時点で林道終点をGPSでナビさせてきたが
林道は登山道の西を走っていて、着いた地点と林道終点とは200Mほどズレていた。
 

暮雨(クラゾメ)の滝

       
大船林道終点付近から坊ヶツルを目指す。ここは白口岳から鉾立峠へ降りた時、三俣山の5峰めぐりをやった時に上から見下ろ
した広大な湿原。三俣山、大船山、平冶岳、中岳などに囲まれた標高1230M、東西1キロ、南北2キロの湿原。中央には筑後
川の水源・鳴子川が蛇行して流れている。
もうすっかり晩秋のたたずまいが漂う坊ヶツルの自然歩道の歩きは雄大そのものを感じる。周囲を見渡せば右に三俣山、左に平
治岳、左前方に北大船・大船山、右前方には今日目指す中岳、9月に登った白口岳、正面には立中山を見渡しながら歩く。
特に10月に登った三俣山のどっしりとした山容に見とれて歩いた。東側斜面の崩壊の大きさにも驚く。

MapSourceの地図では坊ヶツルが登録されているので林道終点付近から坊ヶつるをナビさせてみた。
この広大な湿原でどこが中心地点?になるのか興味があった。すると雨ヶ越分岐がある手前北側の道より東側200M辺りが地
図ソフトで登録されている坊ヶツルの中心地のようであった。

坊ヶツルの南端で西へ入ると法華院温泉山荘がある。ここの休憩所を使用させてもらって昼食・休憩。ここの山荘も大雨の被害
でかなりの被害にあったとのことであった。(年中無休)
  

坊ヶツルを歩く

法華院温泉山荘

         
さて、いよいよ目指す中岳向けて出発。高度が上がるし風も強くなるかなと思って、薄手のベストを羽織った。
法華院から北へ数分のところに中岳への登山口があった。ここから岩が露出する山道である。
暫らく登っていると道が不鮮明になった箇所に出くわした。ガイドさんの様子を伺うと崩落の影響で以前の道
が消えているようだ。岩に大きく×印がペンキで塗られ、その横側に●印があったので方向転換。
GPSの軌跡でこの箇所がわかるかなと調べたが、本来の道を2・3M下がって方向転換しただけなので特に
めだった箇所は発見できなかった。大きく黄色のペンキで●×を岩に塗っているので、この地点は直ぐわかる。
          

中岳中腹より坊ヶツルを望む(鳴子川が蛇行)

        
法華院山荘を出発して約1時間30分、中岳・稲星分岐到着。ここより中岳直登。
ここはまた戻ってくるのでザックなどを置いて登るのが楽だが、ザックにデジカメとGPSを装着しているので
ザックを抱えたまま登る。
ただ無用心な置き方をするとカラスが穿って中の物を盗むらしい。
分岐より20分で中岳到着。朝車窓から見えていた雲はすっかり取り払われていた。山頂からの見事な景
色を堪能。ただ風が強かったので、集合写真で帽子が吹き飛ばされそうで、シャッターを早く早くと・・・・。
中岳は9月にペースダウンでパスになった山。今日はその再挑戦。やっと九州本土最高峰に登れた。
      

中岳・稲星分岐から中岳へ登る

   

中岳より天狗ガ城、御池を望む 先方:星生山?

三股山

    
中岳山頂から一端分岐へ戻り、稲星山へ向かう。稲星山は9月に登った山。ただ中岳・稲星山のルートは初めて。
約13分の稜線歩きで稲星山到着。ここも風が強く吹いている。
山頂写真に大きな標識を支えて立つも、風に煽られそうでおぼつかない格好になった。

稲星山から最終地点・九重南登山口を目指す。稲星山から一端西へなだらかな斜面を降り、12分で中岳・久住方
面からの道と合流。南へ向けて下りる。
ゴロゴロ石の道から潅木やススキ、ササが生い茂る道を下り、周囲は樹林帯へと変わり七曲がり付近では僅かで
はあるが紅葉も残っていた。特に上方での岩礫地に生えるコケモモの濃い緑色の葉が印象に残った。ガイドブック
で調べると9〜10月に赤く熟すとあるが、今はもう終わったのだろうか。

このルートでも途中で不鮮明箇所があり、20Mくらい進んだところで後戻り。登山道へ戻った時に迷った道を振り
返ったら、成る程そのまま進んでもおかしくないような人が踏み込んだような様相。これも後でGPSの軌跡で迷っ
た箇所がわかるかなと調べたが、はっきりした軌跡は残っていなかった。大きくはずれたり戻ればほぼ判別できる
のだが・・・・。GPSで迷った箇所のポイントを押さえておけば後のためにも良かったにと反省しきり。
             

中岳から稲星山へ向かう

     
久住南登山口が見えてくると車道の下のトンネルを通りに抜ける。牧草地の中のコンクリート道を牛が落とした糞を気
にしながら振り返ると下りて来たばかりの稲星山と隣の久住山が夕日に照らされ神秘さを漂わせて聳え立っていた。

吉部を9時27分スタートしてから7時間43分、実際に歩いたのは6時間49分。長い道のりをよく歩いたものだ。こう
いう行程は個人では体験が難しい。それに心配していた天候も全く問題なく、雄大な眺めを堪能出来たし、これで久
住の地理が6割方頭に入った。
次は月末に久住山〜天狗山。ルートは赤川⇒久住山⇒天狗ケ城⇒中岳⇒法華院⇒長者原。
       
        
今日の参考タイム

吉部

暮雨の滝

林道終点
付近

法華院山荘
(昼食)

中岳・稲星
分岐

中岳

中岳・稲星
分岐

稲星山

南登山口

久住南登山口

9:27

10:20

10:57

11:33
12:05

13:34

13:54
14:05

14:18
14:22

14:35
14:42

14:54

17:10

タイムは実際に歩いた時間で個人差がありあくまでも参考です。
移動時間のみで休憩時間等は含んでいません。
尚、タイムはデジカメで記録された時間を表示しています。



   

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