自然歩道  

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片縄山・糠塚 292.6M
388.0M
2006.02.05 浦ノ原登山口⇒片縄山⇒糠塚⇒荻ノ原峠⇒市民の森管理事務所⇒花畑園芸公園
          
片縄山、名前だけは以前三郡山でお遭いした方から片縄山から油山へ歩いた話を聞いていたので、山の名前だけは
憶えていた。しかし片縄周辺の地理に疎く、ただ最近九千部山へたまに登るようになって片縄のバス停を通る度に、こ
こから油山方面へ入れば登山口があるんだろうな〜と思いはしていたが、なかなか単独では行けない。

ところが凧さんへの投稿の返事に掲示板で片縄山のことが話題になっていたので、その事を書き込んだら、南区の野
多目からですさんから詳しいルートの説明が届いた。どうやら凧さん・野多目からですさんのホームグランドのようだ。
丁寧な説明を頼りに早速地図を取り出したり地図ソフトを覗いたりしながら頭の中で歩くルートを思い浮かべているうち
に歩いてみようかという気になった。
ルートは浦ノ原⇒片縄山⇒糠塚⇒萩ノ原峠⇒油山⇒花畑園芸公園の歩き。縦走となると交通機関が問題。バスの便
を調べると近くの野間四つ角から便がふんだんにある。帰りは園芸公園からは1時間に1本だが、東へ400M歩くと別
のルート便でふんだんな便数。ッということで気持ちは俄然歩きモード。幸い5日は天気マーク。早速実行と相成った。

浦ノ原のバス停から少し南へ歩いた信号箇所に片縄山方向に入る道がある。標識は何もない。とにかく歩いた先に池
がある筈だと進む。野多目からですさんによれば緩い登り坂とあった。この道で良いかな〜?
後ろを振り向くと散歩スタイルのお年寄りがこちらに向かってきている。地元の方のようだ。声をかけたらその方も片縄
山へ登るとのこと。ただしずっと以前に一度だけ登ったことがあるだけで、確かこの辺りのようだがという返事。
すると先方に鎖で道の中央をふさいでいる箇所の手前右手に野多目からですさんが登山口として写真を投稿したのと
同じものが目に入った。右手には竹や木で作った杖が立てかけられている。投稿の説明そのままだ。ここが登山口。

最初は竹ばかりが目に付く登り道だった。雰囲気としては可也山の小富士梅林から登る道によく似ていると思った。
登り始めて20分くらいのところで僅かではあるが、薄っすらと雪が道に残っていた。
きつい登りも終わり尾根道らしき平坦に近い道になると緑豊かな木々に囲まれた道になった。途中にはターザンごっこ
のため?なのか大きなロープが木にかけられている。ある地点ではブランコがかかっている。ここは子供達の自然のま
まの遊び場のようだ。
   

上:浦ノ原登山口
下:登りはじめ(竹が多い)

片縄山への登山道

       
やがてスタートから38分、最後の急登を登ると片縄山山頂。ここは人が3・4人立てば窮屈になりそうな狭い山頂。
博多湾側は眺望がきかないが、若杉山〜三郡山〜宝満山方面は眺望が良い。
山頂には地元の方らしき人が居た。これから油山方面へ歩くことを話し、途中の糠塚のことを聞こうと尋ねるが、そん
な山は知らんという返事。ただここから先は杉林が多くて地元の人しか通らないマイナーなコースだと話してくれた。
暫らくしてスタート地点で出会ったお年寄りが山頂到着。これから油山方面へ向かうことを告げて別れた。
    

片縄山山頂(292.6M)

       
糠塚への道は教えてもらったように杉林が多い。主尾根を歩いた片縄山直前の素晴らしい自然林の道と比較したら
鬱蒼とした道の印象は否めなかった。しかし全てが杉林ばかりではなく、シダが生える美しい道もあった。このシダ
の景色が心を和ませてくれる。雪道も一層白さを増し、快適な歩きを楽しむ。
   

糠塚への登山道

      
教えてもらっていた片縄山P9〜荻ノ原峠P1の標識はなかなか有り難い。途中は小さなアップダウンがかなりあった。
Pの意味はピークを意味するのかな?とも思うが、それは歩いた後思いつくことで初めての歩きではそんなことを考え
る余裕はない。
やがて急斜面らしき箇所にさしかかると道が消えたような雰囲気。ここは野多目からですさんが書き込みしてくれた不
鮮明な箇所のようだ。落ち着いて見渡すと何と広い範囲で滑った跡のような痕跡ばかり。あ〜これだこれだと思って足
を踏み入れる。ここだけ登り辛い。ここを歩く登山者は歩き易い箇所を見つけながら足跡を残している。だから踏み跡
が左右に大きく拡がっていた。
滑り跡がいっぱいあるのは、自分の想像では片縄山へ向かう登山者が降りる際にズルズルと滑った跡と思われる。
とにかくここだけは登り辛い箇所であった。それにほんの僅かな距離だがかなり急登。

ここを通過ということは糠塚も近いということになる。ッがここで我が頭脳コンピューターが誤作動を起こしてしまった。
まず歩くうちに糠塚はP1の地点と何となく思い込むようになっていた。それに凧さんからアップしていただいた糠塚の
標識がかなり大きなものと思っていた。
やがてP4の地点にたどり着いた。ここは少し広めで大きな石もある。何となく山頂らしき雰囲気を漂わせていたが糠
塚はP1と思い込んでしまった時点では標識も見当たらないし、その下り道のシダが生える道の美しさに目を奪われて
そのまま通過してしまった。

糠塚山頂・P4=糠塚
ここを見過ごして萩ノ原
分岐まで進む

糠塚山頂(388M)

     
糠塚直近のシダの景色は素晴らしい。残雪との調和が何とも言えない。しかし肝心の糠塚はまだなのか。
小さなピークを2つばかり過ぎた下りの先に「萩ノ原峠」への矢印の標識があるではないか。
ッとすると糠塚は? ここでGPSを覗いた。片縄山から出発する時に糠塚までナビさせていたが、途中では
P3、P4・・・の標識に頼って全く覗いていなかった。
すると分岐の標識地点から東の方向に糠塚はあるようになっている。つまり逆方向である。ッということは
糠塚を通り過ぎたたのか? でも途中に糠塚は無かった筈だが。さ〜てどうすべきか1・2分立ち止まって
考えた。ところがところがである。全く偶然にも柏原の方向から登山者が現れた。
「スミマセン、糖塚(トウズカ)を捜しているんですが・・・」「トウズカ??・・・??」「片縄山と萩ノ原峠の中
間にあって388Mの山ですが・・・」「ああ糠塚(ヌカズカ)ですね。そこなら少し戻った先です」
というやり取りで無事糠塚に戻ることが出来た。

上の糠塚の案内板を見ていただきたい。これは糠(ヌカ)ではなく糖(トウ)だと思うが。実はこの横に同じ大
きさの板が吊るされている。この板も糖塚と書かれている。またその横に小さな名札みたいなものが吊るさ
れている。これには糠塚を書いてあった。

片縄山頂で糠塚のことを尋ねるつもりで糖塚と言って「そんな山知らん」と言われたのはこのためだったよう
な気がする。知らんと言いながら萩の原峠への道の状況には詳しかった。
結局萩ノ原峠分岐から糠塚へ戻り再び同じ地点へ戻るのに16分のロス。
萩ノ原峠分岐からモーモーランド入り口がある萩ノ原峠への下り道は、下り始めは残雪が残る静かな道。
しかしかなりの下り道が続く。雪は薄っすらとしたものだが滑りそう。今日はスニーカーよりもちょっとましな
だけのハイキング用の靴を履いてきたので雪道では何となく心もとない。それに踏み後がまったく無いとい
うことは自分がここを歩く今日唯一の登山者ということになる。
それに峠に近ずくにつれて道がよろしくない。不鮮明なのである。藪漕ぎとまではいかないが、まあそれに
近い感じ。ただ間近に車道を走る車の音が聞こえてくるので不安を感じることは無かった。
   


  
萩ノ原峠分岐

ここで糠塚へ引き返す

糠塚より萩ノ原峠へ(糠塚付近)

       
糠塚から
萩ノ原峠まで20分。降りた地点の道路を挟んだ向こうにはモーモーランドの入り口がある。
ここの車道を歩いて西ゲートまで歩き、ゲートの先にベンチがある広場で休憩。
その後同じ車道を歩いて市民の森へ。この途中で油山山頂への登山口を2箇所(1箇所はよく利用
する登山口)と出会う。今日は油山山頂へはパス。
管理事務所から駐車場の横を歩いて花畑園芸公園分岐で園芸公園を目指す。この道を歩いたのは
初めて。道が広くてなかなか歩き易い。園芸公園のイノシシ避けの扉を開いて公園の中を通り真っ直
ぐ正面入り口へ。その先2・3分でバス停だ。2時4分のバスにタイミングよく間に合った。

花畑園芸公園分岐手前では梅の木が蕾を膨らませていた。またその隣では蝋梅の黄色い花が満開。
春は静かに近ずきつつあるようだ。


   

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