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久住9峰巡り   2006.09.09 牧ノ戸峠⇒沓掛山⇒星生山⇒天狗ヶ城⇒中岳⇒白口岳⇒稲星山⇒久住山⇒扇ヶ鼻⇒登山口
      
アウトドア店の久住9峰巡りに参加。
天気が気にかかる。ここ数日は悪天候の連続。前日の天気予報では当日も九州各地は激しい雨の予報。

当日の朝5時に起きて窓を開ければ薄明かりの中で空は薄っすらと晴れ間が覗いている。
これは良いぞと念のためテレビをつけると、やはり前日予報の通り。

久住インターを降りて長者原辺りまでは薄曇。このまま薄曇で続いてくれればと淡い期待を持ったら、いきなり長者原
を過ぎて牧ノ戸峠の途中で小雨が降り始めた。
どうやら本格的な雨模様になってきた。急遽予定のルート変更。予定は沓掛山⇒久住山⇒稲星山⇒白口岳⇒中岳⇒
天狗ヶ城⇒星生山⇒扇ヶ鼻⇒岩井川岳であったが、沓掛山⇒星生山⇒天狗ヶ城、つまり予定とは逆方向に変更。
遠い久住山を最初の目標にするよりも近い星生山に登っておいて、後は天候次第という考え。

牧ノ戸峠で準備。レインウエアーを着用。GPSを稼動させるか考えたが、激しい雨になった場合の事を考えて今日は
そのままザックの中にしまい込んだ。それにレインウエアーやザックカバーを着けると肩に乗せるGPSの操作にあれ
これ不自由する。まともに雨を被って故障されるのも問題だ。

簡単な準備体操を終え9時40分スタート。雨は小雨。風はまったく無いので歩くには何ら支障なし。
牧ノ戸から25分程度で沓掛山。このルートは初めて。沓掛山も初めて。山頂という印象はなかった。沓掛山を過ぎ緩
やかな登りでピークを過ぎると今度はやや下り勾配。そしてまた緩やかな登り勾配を歩くと扇ヶ鼻分岐。星生山を目
指す。ママコナ、ワレモコウ、アキノキリンソウ、タムラソウ、リンドウ、マツムシソウなどの花が賑やかに迎えてくれた。

扇ヶ鼻分岐から急にきつい登りとなる。そして濃霧が垂れ込め雨脚も速くなってきた。ゴロゴロというカミナリさんの音
が耳に入りだす。スタート間近でこんな状態ならば長い8時間の行程が思いやられる。
スタートから1時間25分で星生山到着。山頂はどしゃ降り状態。あたふたと集合写真を撮って休む暇もなく久住分れ
の避難所へ向かう。
   

沓掛山
(1峰目)

星生山
(2峰目)

牧ノ戸峠出発

沓掛山⇒星生山へ向かう

       
雨脚が激しさを増してきた。大粒の雨。同行の登山者から「こんな雨に遭ったことがありますか?」と問いかけられた。
勿論山行でのことだろうと思うが、山行どころかそれ以外でもこんな雨脚に遭ったことはあまり記憶にない。
岩の稜線を歩く途中でいきなり後ろからKさんが「お〜ッ!・・・」と腰をかがめて小走りに後ろから駆け込んできた。
「えッ・・・何か?」・・・「今・・・ピカッとしましたよ」。自分はその時ちょうど下を見ていたのか、ピカッには全く気付いて
いなかった。
それからというもの、30秒くらいの間隔(オーバーかな?)でゴロゴロ。時々ピカッ。遮るものは何もない。あるものは
稜線歩きの我々17名のメンバーだけ。ゴロゴロと鳴っては少し腰を落とし気味の体勢をとる。歩きながらザックに掛
けている小さなカラビナを外そうとするが、なかなか思うように外せない。こんなことしてもなんの役にも立たないのは
承知の上だが、手足が自然とそう反応した。

途中、逆方向に歩く若者と遭遇。Tシャツ姿で雨具は何も着けていない。挨拶をするだけであっという間に通り過ぎた
が大丈夫だったろうか。ちょっと気になった。隊列はもくもくと久住わかれの避難所めざして降りる。
     

星生山⇒久住分れ(硫黄山の噴煙
(雨が本降りなる)

星生山⇒久住分れ(ゴロゴロ・・ピカッ・・)
(この辺りが最も不気味な気分でした)

     
やがて久住分れの避難所へ到着。雨のため周囲の空き地は上から見ると小さな川の流れが幾本もできているように
見え、雨の激しさを思わせた。
避難小屋で昼食。小屋付近には沢山の登山者が。時々聞き慣れない言葉が。お互い何処の言葉だろうかと推測し
ていたら、前を通る登山者が「アンニョ・・・・ニカ」。こちらから「こんにちは〜」。
    
天候状態からすれば、ここから戻るか扇ヶ鼻、岩井川岳を通って降りるかになるだろうと思っていたら天気が快復し始
めた。カミナリさえ落ち着けば少々の雨くらいは大丈夫と思っていたが、ここはガイドさんの判断に委ねる意外にない。
ッで結局予定通り足を進めることで全員意見一致。 
    
これから天狗ヶ城、中岳を目指すが天候は小康状態を保ってはいるものの視界はかなり悪い。天狗ヶ城へ登る途中
で御池の水面らしきものが何となく見える。しかし全体が見えないから、何処かの海岸線を見ながら歩いているような
錯覚を覚えた。
天狗ヶ城で集合写真。直ぐ中岳向けて出発。
    

久住分れ(避難小屋で昼食) 左側:韓国登山者

天狗ヶ城(3峰目) 

     
天狗ヶ城から中岳間は15分。相変わらず視界は悪いが雨とカミナリの心配は遠のいた感じ。歩きの気分も大分心地良
くなってきた。中岳でも集合写真を撮って直ぐ出発。視界が無いから山頂の石ころばかり見てても・・・。直ぐ出発だ〜。
次の峰・白口岳をめざすが、まずは途中の白口・稲星分岐へ降りる。
    

中岳
(4峰目)

天狗ヶ城⇒中岳(雨とカミナリの心配は無くなった)

中岳⇒白口岳(白口・稲星分岐へ下りる)

      
白口・稲星分岐で荷物をデポして白口岳へ。この辺りから天気が更に快復。薄日さえ感じられて雲の間から青空も覗く。
くっきりとした山肌の緑がはっきりと視界に飛び込む。これぞ久住らしき景色だ。白口岳で景色を堪能。
   


白口・稲星分岐⇒白口岳(視界良くなる)

白口岳
(5峰目)

白口・稲星分岐⇒白口岳から大船山を望む
(雲が切れて青空も覗く)

     
白口岳から6峰目の稲星山を目指す。途中の登山道から坊がツルも一望出来た。
稲星山では少し濃霧がかかり始め、またまた視界が悪くなりつつあった。集合写真⇒出発ッ。
     

稲星山
(6峰目)

白口岳⇒稲星山(坊がツルも一望)

稲星山⇒久住山(濃霧がかかり始める)

     
久住山手前の分岐で荷物をデポして久住山へ登る。ここでも集合写真⇒即出発。デポした分岐へ戻る。
ここでちょっとしたアクシデント。稲星山から久住へ向かう稲星からの下り坂で1人が膝に異常発生。ガイドのK君
と参加者のKさんがその人のザックを変わり交代で余分に背負いながら久住分れに到着。

久住分れからは扇ヶ鼻と岩井川岳の予定。扇ヶ鼻分岐まで全員歩き、ここでガイドのK君が付き添って牧ノ戸峠へ
2人で直接降りることとなり、我々15人とは別行動となった。因みに今日のガイドさんはベテランのSさんと若いK
君の2人。

久住分れから約50分で扇ヶ鼻へ到着。扇ヶ鼻から岩井川岳へ向かう。このルートは潅木の中を潜り抜けるような
状態で歩いたり、リョウブやコナラ(間違っているかも?)の自然林の中を歩くなだらかな長い下りのコース。
熊笹が生い茂る美しい箇所もあった。
岩井川岳へは途中で左へ入る。しかしもう5時近い。周囲は薄暗くなってきている。しかも雨が時折激しく降る。
結局、岩井川岳への道には進まず直進して登山口へ下りることになった。

しかしこのコース、ここからが難コース?だった。 とにかくだらだらと下りコースが延々と続く。道は雨で滑りやすく
何度もスッテンコロリンの一歩手前。笹や萱が生い茂る道をかきわけ、滑り止めにそれを手で掴みなが下りる。
よくぞ手にかすり傷ひとつ負わず歩けたもんだ。

やがて大きな樹林の箇所を通過。道も広くなった。バスが待つ登山口は近い・・・ッと思ったがなかなか登山口へ
たどり着かない。まだか・・・まだか・・・まだか・・まだかと思って歩くうちに足が棒のような感じになりだした。
やがて前方に車の音が耳に入る。周囲は真っ暗。バスが待つ登山口に出た時は正直ホッとした。
18時20分。8時間40分の歩き。9峰巡りが8峰巡りとなったが、よくぞ長丁場を歩けたものぞと満足・満足。

その後、バスは2人が待つ牧ノ戸峠へ向かい無事合流。
     

久住山
(7目峰) ⇒

分岐でザックをデポして久住山へ

扇ヶ鼻山頂(8峰目)

      
雨やカミナリのため正確な時間を記録出来ませんでした。凡その時間を記しました。
     

牧ノ戸峠

沓掛山

星生山

久住別れ
(避難小屋)

天狗ヶ城

中岳

白口山 稲星山 久住山

久住別れ
(避難小屋)

扇ケ鼻 登山口

9:40

10:05

11:05

食事休憩

12:45

13:00

13:55

14:35

15:25

休憩

16:45

18:20

タイムは実際に歩いた時間で個人差がありあくまでも参考です。
移動時間のみで休憩時間等は含んでいません。
尚、タイムはデジカメで記録された時間を表示しています。



   

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