自然歩道  

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大 船 山 1787M 2006.10.25 岳麓寺登山口⇒入山公廟⇒大船山⇒段原⇒坊ヶツル⇒吉部
      
アウトドア店の大船山縦走に参加。岳麓寺登山口から吉部までの縦走。予定時間は6時間半。参加者13名。
1週間前の天気予報はずっと九州地方晴れマーク。23日には低気圧接近で若干愚図つくが、その後はまた晴れマーク
の連続・・・という予報。ところが2・3日前から久し振りに雨。当日福岡は曇り空に対しその他の九州地方は晴れマーク。
しかも降水確率午前・午後とも0%。福岡は曇りでも大分はまったく問題なしのつもりで集合場所へ。

九州道を走って九重インターへひた走る。甘木インターを過ぎたあたりでマイクロバスのフロントガラスに雨の滴が。大分へ
進めば進むほど雨脚が強くなる。「天気予報はどうなってんだ〜」と怒鳴りたくもなるし腹立たしさがいっぱい。恐らく他の
参加者も同じ気持ちだったと思う。
九重インターから四季菜ロードを通って岳麓寺登山口を目指す。この頃から空に薄日がさし始めた。ところどころで雲が切
れ青空が部分的に覗き始める。しばらくすると遠く根子岳がくっきり見え始めた。天気は完全に快復。

岳麓寺登山口駐車場で準備。ストレッチ体操後出発。
暫らくは牛の落し物を踏み分けながらの林道歩き。途中で柵を通って45分くらいの延々の歩き。木陰も無いし真夏だった
らちょっと苦手。しかし林道の両側には沢山の花をみつけた。リンドウ、ヨメナ、ウメバチソウ、マツムシソウ、アザミ、ゲンノ
ショウコ、ヤマラッキョ、ボケその他・・・・。こんなにいろんな花をふんだんに見れたのは山歩きでは初めての経験。
歩くこと45分で次の登山口に到着。最初のを登山口Aで次のはBと呼んでもいいかな? その登山口Bから本格的な登
山道歩きとなる。

登山道は自然林が豊富でとても気持ちいい。花はヤマアジサイを多く見かけた。登るにつれ色づいた木々が増えはじめる。
     
やがて大船山と黒岳・風穴への分岐点に到着。尚も登り進むと入山公墓への分岐がある。入山公墓へ寄ってみることにな
った。左へ進む(直進しても公墓からの道と合流)と約7分で公墓へ着く。

竹田岡藩三代藩主 中川久藩主(隠居し入山と号する)が黒船渡来に備え軍政の整備に取組み、様式の火器を採用し密
かに訓練を行った。その演習場に大船山鳥居ヶ窪を選んだ。入山は大船山をこよなく愛し、自身の墓所を大船山に設ける
ように書付を残した。入山死去後、その意に沿って大船山の鳥居ヶ窪を見下ろすこの地に建てられた。(案内板要約)
     

岳麓寺登山口から大船・黒岳分岐の道

入山公墓

     
入山公墓を過ぎれば直進した場合の道と合流。やがて山頂が見通せる地点に達すると一面紅葉の景色が飛び込んでくる。
参加者で10日前にここに登った方によれば、その時が最も紅葉が見事だったようだ。まあ贅沢を言えばきりがない。
初めての大船山でこの天気、この紅葉。来年も是非・・・・。それにこの登山道の自然樹林歩きの気持ちよさには大満足。
      

いよいよ紅葉の登山道へ入る

      

大船山

     

御池

      
久住山、中岳、三俣山などの久住連山に登る度に、山頂はチョンマゲみたいにちょんと突き出た険しそうな山だな〜と眺
めていた山頂に今ここに立っている。そして4日前に三俣山から見えた山頂付近の赤い帯状の景色。それが眼前に広が
るこの紅葉だったと思うと感激もひとしお。
今日の久住連山は雲こそ覆いかぶさるような状態だったけれど、風も無く穏やかな姿。特に三俣のどっしりとした姿が印
象に残った。ここから見るかぎり崩れ落ちた山肌を見せる三俣山の内側では、4日前に見た大鍋・小鍋の素晴らしい紅葉
を今日もしっかりと包み込んでいることだろう。
   

大船山より中岳・稲星山方面

大船山より三俣山方面

      
下山は坊ガツルへ下りて吉部までの歩き。途中で体調不良者が出たこともあって予定時間が遅れている。体調不良者も
山頂で食事・休憩後は体調快復。坊ガツルまで順調に下山。坊ガツルから暫らく平坦な道で皆んなの足も速くなる。
ここでちょっとしたトラブル発生。鳴子川の渡渉で水嵩が上がって石が見えない。普段は石があってそこを渡るらしい。数
メートル先の水嵩が低い地点を捜して水に浸かることを覚悟で全員渡渉を試み、全員無事渡り終える。

再び足早に歩いて水口登山道に入る。途中、時間に余裕があれば寄ったであろう暮雨の滝も寄らずにパス。5時過ぎに
なって周囲が暗くなり始めた。ヘッドライトを点けて吉部を目指す。直前の急坂を下りる頃にはすっかり真っ暗。足許はヘ
ッドライトの灯りだけが頼り。自分が吐く息が白く映りだす。急登の下りは明るい時の倍以上の時間がかかる。
参加者の中にはヘッドライトを持ってない人もいたが、やはりこれは必携品。
急登も終わり林道を歩いてマイクロバスが待つ駐車場へ。10時20分スタートから18時10分の7時間50分の縦走を無
事終了。
  
素晴らしい天気と紅葉に恵まれ、登りたい登りたいと思っていた大船山に登れて思い出深い山行となった。大大満足。
   

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