自然歩道  

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星 生 山
扇 ヶ  鼻
1762.0M
1698.0M
2006.12.24 大曲登山口⇒星生山⇒扇ヶ鼻⇒赤川登山口
          
アウトドア店のくじゅう星生山登山参加。参加者19名。
1週間前の寒波から一転九州は好天になる。早朝テレビのニュースでは九州各地とも降水確率0%だが熊本
大分県境には濃い濃霧が出ているので運転には充分注意するように呼びかけていた。
情報通り大分道に入ると濃い霧に包まれる。バスの中では居眠りしていたので確かなことはわからないが速
度50KM規制の表示があった。
ところが九重インターへ近づくにつれ霧は晴れ、それこそ行楽日和の絶好の天気になった。ひとつだけ残念だ
ったのは雪の久住、霧氷の久住を期待したのが外れたこと。しかし登山歩きとしては何の不満もない。今日は
素晴らしい景色を堪能しながら歩きを楽しもうと気持ちを切り替える。

大曲からの星生山への直登コースはヘアピンの駐車場から西へ100M位進んだ所から登る。登りながらの眺
望素晴らしかった。雲海の上に聳える由布岳、雲仙岳、根子岳などがはっきり見える。高度が上がれば遠くの
山が大きく見え始め、直ぐ傍に近づいたように見える。
登り始めは小さくはるか遠くに思われた由布岳も、西峰、東峰の山肌まではっきりと確認できた。
   

大曲登山口からダイレクトルートを登る

       
星生山の山頂で昼食・休憩。山頂は殆んど微風。防寒コートを羽織っていればほとんど寒さは感じなかった。
ここからの眺望は360度のパノラマ。眼の前に三俣山が横たわる。
昼食にはアウトドア店から暖かいスープの差し入れ。2杯頂いた。腰をおろした所は皆んが腰をおろした箇所
より少し外れた東側の小さな岩陰。眼前の三俣山、平冶、大船、遠くは由布岳を見ながら弁当をパクつく。
そして食後にそっとザックから小さなメモ帳を出してスケッチ。少し由布岳が大きく見えすぎたかな?
    
星生山は9月のくじゅう九峰巡りが初めて経験。この時は物凄い雨と雷の悪天候で山頂標識と岩がゴロゴロ
した山頂の記憶だけで、周囲は何も見えずただただ山頂を極めただけの記憶しか持ってなかったのが、こん
な素晴らしい景色が見れる山頂とは・・・。(想像はしていましたけど)
    

星生山から三俣山、後方左に由布岳

        
星生山より西千里浜方面へ下りて扇ヶ鼻を目指す。西千里浜付近の湿地帯?には薄い氷が張っていた。
下りる途中で下から登山者の集団が登ってきた。大きな声が何やら聞こえるが何を言っているのかわから
ない。すれ違って「アンニョ・・・・ニカ」と声を掛けられて韓国からの登山者だとわかった。
人数にして20人以上はいただろうか、すれ違う度に「こんにちは」と挨拶を交わす。少しは日韓親善に役
立ったかな? 最近は韓国からの登山客が増えているそうな。
    

西千里浜付近で韓国登山グループと遭遇

       
星生山から西千里浜へ下りて牧の戸方面から久住、中岳方面に通じる登山道を西へ進み扇ヶ鼻への分
岐で南へ進路をとって扇ヶ鼻を目指す。
扇ヶ鼻で涌蓋山を眺めていたら扇ヶ鼻の北方続きの頂きで久住山方面をスケッチする登山者発見。
多分あそこからの景色は絵になる素晴らしいポイントだろうと思う。今度来た時には是非あのポイントか
らくじゅう連山を眺めてみたい。できたらスケッチも・・・。

扇ヶ鼻から赤川登山口へ。急斜面こそ無いが雪解け道で何回も滑りそうになった。ここからの夏の登りは
暑さでかなりハードらしいが、紅葉の季節には素晴らしい眺めとのこと。
赤川登山口に下り赤川荘の湯に浸かり体を温め疲れを癒す。
     
最近は地元の山を中心に登ろうと予定変更。しかし風邪などの体調不良により満足な歩きが出来なかっ
た。今年最後は是非近くのお気に入りの山へ登りたい。今年も残るところあと数日。もう1回は登れるだ
ろうか。ご来光登山は朝がしんどいのでまったく考えていない。
    

        
今日の参考タイム

大曲駐車場

星生山

扇ヶ鼻

赤川登山口

10:00

11:40
12:20

13:15
13:25

15:00

タイムは実際に歩いた時間で個人差がありあくまでも参考です。

   

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