自然歩道  

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鬼ヶ鼻岩
猟師岩
840.0M
893.4M
2007.02.28 椎原峠コース登山口⇒椎原峠⇒鬼ヶ鼻岩⇒猟師岩⇒鬼ヶ鼻岩⇒椎原峠⇒椎原峠コース登山口
     
今日で2月も終わり。今年は暖冬のお蔭で山のお花もこれからどんどん登場しそう。
今あちこちでマンサクが開いているというHPのアップが多くなった。以前浮岳に登った時にマンサクがいっぱい開いてい
るのを見たような気がする。しかし、それはたまたま見れただけで、それが目的だったわけではない。HPを見てると自
分も行って見てみたいと思った。
確実な情報では「肉まん」さんのHPで鬼ヶ鼻岩と猟師岩で見れたとアップされていた。最近この付近はすっかりご無沙
汰していたので、久し振りという気持ちも重なって出かけてみた。

道に疎い関係で椎原コースからの登山口しか知らない。椎原バス停横を進んだ所で、椎原の集落方向へ曲がり集落を
抜ける。その先から狭い林道を走る。今日は福岡市消防局の赤い車が前を走る。途中で対向車がくるとどちらかが後ろ
へさがらないといけない。途中で対向車が来ませんように来ませんようにとただ祈るばかりで、ハンドルを握る手に力が
入る。道もよろしくない。途中窪みに入ってドスンと大きくバウンド。
やがて車4・5台が駐車できるスペースに到着。実はそこを更に進むと広いスペースがあるのだが、以前来た時にその
上も大きな窪みがあることがわかっていたので、少し余計に歩かねばならないがここのスペースに駐車。消防署の車は
先へ進んで行った。

今日は天気は良いが少し風が強そうだ。駐車スペースから見える樹木は大きく揺れている。10時48分駐車場スタート。
林道をテクテク歩く。車谷コース登山口近くの広いスペースに先ほど前を走っていた赤い消防署の車と同じく消防署の
白い車が駐車していた。今日はこの付近で消化訓練でもあるんだろか? 
車谷コース登山口を横目に見ながら、やがて椎原コース登山口到着。沢を跨いで暫らく鬱蒼とした樹林の中を歩く。やが
て林道を跨ぎ高度を上げていくと冬枯れのメタセコイヤの樹林が始まる。新緑の季節にはこのメタセコイヤが素晴らしい。

更に高度を上げていくと沢伝いに歩く。その辺りから自然林の歩きに変わる。やがて見慣れた箇所、椎原峠に着いた。
       
椎原峠に着いたら尾根道沿いは北からの冷たい強い風が吹いていた。椎原峠コースは尾根道の南側に位置するから峠
に辿り着くまではまったく風を感じない穏やかな歩きだった。しかしここからの道では帽子を吹き飛ばされないように時々
頭に手をやって押さえることしばしばであった。
     

椎原峠より右:鬼ヶ鼻岩 左:猟師岩

      
そろそろ鬼ヶ鼻岩近くになったところで今日の目的、マンサクに注意しながら周囲を見回して歩く。しかしマンサクらしき
ものは見当たらない。
やがて登山口から35分、鬼ヶ鼻岩に着いた。今日は誰もいなかった。風はそこそこ吹いていたが岩陰で風を避けなが
ら遠く福岡市街地、背振山、金山方面を眺める。風は強いが天気が良いので見晴らしは抜群。

そのまま猟師岩目指して歩く。鬼ヶ鼻岩から猟師岩へ歩く縦走路に戻ってすぐ待望のマンサク発見。しかしマンサクを
見るにはちょっと距離がありすぎ、しかもまだパラパラの開花。我がデジカメの3倍ズームではよく写らない。やっと撮
れたのが下の画像。わかるかな〜。
    

鬼ヶ鼻岩

今日みつけた唯一のマンサク

     
その後、猟師岩までキョロキョロ見回しながら歩いたが、結局先ほど以外はみつけきれなかった。この縦走路を歩いたの
は1年8ヶ月ぶり。2回目の歩きである。たった1回の歩きの記憶を頼りに猟師岩を目指すが、途中で2箇所ほどここが猟
師岩でないかな?と思われる箇所があったが、猟師岩の標識がないので次のピークを目指す。
最後のピークで猟師岩とわからなかってもそのピークで引き返そうと決心。やがてピークに着いたら金山方面から一人の
登山者が殆んど同時にピークに着いた。そこには猟師岩の標識があった。
もう迷わないようにGPSを取り出して猟師岩のポイントを押さえた。今日は電池を充分充電していなかったので軌跡取り
には使用せず、ポイントを押さえるためにだけザックから取り出して使用した。

着いたのが12時15分。ちょうど昼飯時であったが風が気になっていたので、着くまでは椎原峠に戻ったところで食べよ
うと思っていたが、その登山者がここでおにぎりを食べるといわれるので自分も一緒に腰をおろすことにした。
今日はいつものおにぎりではなく近くの惣菜専門の店から買ってきたもの。作りたてである。ッと思ってご飯を口の中に入
れたらすっかり冷え切っていた。弁当を食べ終わる頃には手がかじかむ一歩手前であった。

猟師岩

     
ここでUターン。帰りの歩きで石楠花の場所を確認。ツゲの木もあることに気付いた。椎原峠までの帰りの道で4〜5人の
金山方面へ向かう登山者と出会った。
椎原峠で小休止。椎原峠コースを引き返す。

登山口から車谷コース登山口に向かっていると前方に男性の制服の集団が前を歩いていた。追いつくと消防署の制服。
朝見た消防署の車は連中が乗ってきた車。椎原コースに真新しい板でP5、P7とかの杭が打たれていたので尋ねてみ
たら、やっぱりその人達が杭打ちをやったとのこと。
そこで片縄山・糠塚間のPの標識を思い出したので、Pの意味を尋ねてみたら消防設備の設置位置の意味だそうである。
いろんな意味にとれるがPは主にポンプを設置する位置だそうな。広く解釈してPositionという意味でも間違いないとい
うことであった。

駐車スペースまでテクテク歩いて戻り、あのいやな林道を走る。1箇所大きなへこみがあるので底を擦らないようにソロソ
ロと注意して通過。猟師岩で出会った登山者に佐賀の方からの道を教えてもらったので、今度は佐賀の方から歩こう。

   

今日の参考タイム

駐車場

椎原峠コース
登山口

椎原峠

鬼ヶ鼻岩

猟師岩

椎原峠

椎原峠コース
登山口

駐車場

10:48

11:02

11:37

11:53

12:15
12:44

13:20
13:27

13:54

14:10

タイムは実際に歩いた時間で個人差がありあくまでも参考です。
デジカメのタイムで掲示しています



   

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