自然歩道
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英彦山 | 1196.6M | 2007.04.20 | 別所駐車場⇒奉幣殿⇒中岳⇒南岳⇒大南神社⇒鬼杉⇒玉屋神社⇒奉幣殿⇒別所駐車場 |
車をナビ付きに替えて初めての遠出山行。以前より福岡県を代表する英彦山を登りたかったが、なかなかその 機会が訪れなかった。 たまたま今年1月のアウトドアの企画に参加予定が、参加者不足でボツ。 そこで今日はナビを使って行ってやろうと、新入社員時代の先輩Iさんに同行をお願いして登ることになった。 Iさんは私が山登りを始めた最初の井原山でご一緒していただいた方。 まずIさん宅へ迎えに行く。全く知らない住宅街を住所入力でナビ。ひとつ手前の小さな路地へ入ってしまった が、OK。ETCカードを使って筑紫野インターから杷木インターへ。通勤割引だからほぼ半額。あり難い。 杷木インターを降りて小石原を目指す。小石原の信号で英彦山方面に進路をとり、ほぼ予定通り9時15分頃 別所駐車場到着。優れものナビの威力に感服。 平日とあって別所駐車場はガラ空き。登山準備する数組の車が4・5台。9時20分頃から歩きだす。まずはフ ラットに近いコンクリート道を暫らく歩いたところで、銅鳥居からの参道に出る。参道石段から見上げる景色は なかな風情がある。陽に映える新緑の緑が素晴らしい。紅葉の季節はもっと素晴らしいだろうと想像する。 別所駐車場から約15分で奉幣殿へ着く。 |
参道石段を奉幣殿へ |
奉幣殿 |
奉幣殿より中岳目指して表参道正面コースの石段を登る。ここの石段は宝満みたいな不ぞろいの石段でないの で宝満に較べたら大変歩きやすい。 途中で体操服で登る2人の中学生に遭遇。聞くところによると行橋の中学校から総勢200人ほどで自然体験学 習でやってきたとのこと。全員が登るのかと思ったら3人が登っているとのこと。そのうち下からガヤガヤと10人 前後後を追って登ってきた。 君達は若いから先へ登りなさいというと、軽い足取りであっさりと我々2人を追いこしていった。しかし中にはちょ っと登っては石段に腰をおろして休め中学生も。カルシューム不足か? 登山道は広くて傾斜も大したことなく、大変歩き易かった。後半になると関銭の跡(豊臣秀吉が神社を没収した ので英彦山の財政が苦しくなり、関銭所を設けて参拝者より金を取っていた。現在の入山料)を通り、やがて行 者堂が現れる。ここから上宮が視界に入る。ここの緩い石段を登ると中岳到着。 中岳山頂のベンチで昼食。ベンチから遠く久住方面の山が先日降った季節外れの雪に覆われているのが見えた。 後で見つけたが山頂の片隅にひとかけらの雪の塊りを見つける。 |
上宮が見えてきた |
英彦山(中岳)山頂 |
さて、中岳からどのコースを歩くか山頂の地図板をみながら検討。なにしろはじめての山なので山の本で得た 標準時間を参考に、現在の体調と時刻から時間はかかりそうだがなんとか行けそうだと鬼杉方面へ進むこと にした。 南岳へは約10分。上宮より急坂を降り鞍部から登り返す。南岳は小さな鳥居と祠があり、横には小さな展望 台がある。登って見ると遠くは勿論手前の岳滅鬼山などの山並みが美しい。 南岳から大南神社、鬼杉方面を目指して歩く。しかし、ここからいきなり鎖場の難所が続く。踏み外さないよう に慎重に下る。途中で逆方向から歩く4・5人の男性と、暫らく経って1人の女性登山者と遭遇。 とにかく南岳からの降りのコースはなかなか手ごわい。登りはもっときついだろうな〜。 |
南岳山頂 |
南岳⇒大南神社への鎖場 |
鎖場が無くなった後も急勾配の下りを歩いて大南神社到着。神社手前の岩場で年輩の登山者と遭遇。すると猫 ノ丸尾への分岐が何処なのか尋ねられたが、こちらはわからない。ずっと以前の様子と随分違っているとのこと だが、マイナーなルートはしっかりと事前調査しておかないと・・・ッと思った。 大南神社から鬼杉までは約5分。 (この杉は県下で最も大きな巨木です。木の周囲は12.4M、高さは上半分が倒された現在の状態で38Mあり 樹齢およそ1200年と推定され、今では国の天然記念物に指定された古い英彦山の生きた記録の一つです。 立て看板より) |
大南神社 |
鬼杉(樹齢1200年) |
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玉屋神社 |