自然歩道
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平冶岳 | 1642.8M | 2007.06.04 | 吉部⇒大船林道⇒北登山口⇒平冶岳⇒南峰⇒大戸越⇒林道分岐⇒大船林道⇒吉部 |
今日はH・N「凧さん」とミヤマキリシマが咲く平冶岳へ登ることになった。 凧さんとは井原山の時に2回お目にかかっているが、ご一緒するのは初めて。 凧さんはカイトにデジカメを吊るして、上空から撮影したのをHPにアップされるユニークなHPの管理者さん。 私は今まで一度も凧揚げの光景を見たことがない。歩き始めて暫らくして「今日は・・カイトは?」。「勿論」。 出発は吉部有料駐車場から。ちょうど駐車場の管理人さんがいて、前日の九重は風が強く吹き荒れて雨だ ったということだった。今日は快晴。 駐車場を出発して直ぐ右手に鳴子川の西側を歩く登山道の登山口を右手にみながら、そのまま林道を直進。 数分歩いて右手の登山口から入る。新緑に彩られたゆるやかな登りを進む。 やがて鳴子川の沢沿いを歩くか、山側を歩くかの分岐がある。往路は沢沿いの道を歩く。沢沿いとあって膝 くらいの高さがある岩群を滑らないように歩く。 途中までは快適な歩きだったが、いきなり背丈以上の笹藪の道に遭遇。藪漕ぎ前進である。この間は前に 進むのにかなり苦労した。竹藪が終わると次はぬかるんだ道が歓迎してくれる。 間もなく山側を歩く道と合流。ちょうど合流した地点で山側を歩いて来た3人の登山者とバッタリ。 やがて林道に出た。林道を先に進むと左手に平治北登山口の標識があり、そこから東側へ入る。暫らくは快 適な歩き。北尾根入り口を過ぎると少しずつ高度を上げ、登山道の足許の不安定さが増してきた。 やがて梯子がある箇所へ到着。特に危険な箇所という所でもない。 梯子箇所から数分のところ左手に展望が良い箇所があるということで寄ってみた。なかなか展望良し。男池 の駐車場も見えた。かなりの駐車がみられたが、まだ駐車のスペースがあるようだ。 展望箇所から7・8分、広場みたいな所に着いた。地図で調べるとここが大窓と記されている。ここで本日の ミヤマキリシマにはじめてお目にかかる。スケールは大したことはなく、数株が咲いていただけであった。 ここから平冶岳を見上げることが出来た。山頂はかなりガスがかかってあまり思わしくない雰囲気。 ここからの道も足許にかなりの難行を強いられた。しかもこの辺りから勾配が険しさを増す。腹のムシが騒ぎ だす。足許の険しさと勾配の険しさも加わって、足許がふらつき始めた頃に山頂到着。駐車場スタートから1 時間55分。 |
梯子箇所 |
平治岳山頂はガスに覆われて、眼の前の三俣山もボンヤリとしか見えない。お目当てのミヤマキリシマもなん となく寂しい感じ。よく見ると咲き始めという感じ。山頂付近ではまだ蕾みの段階。しかし蕾みは沢山あった。 ッということは盛りは今週末から来週にかけてと思われた。 ちょっと気になったのは尺取虫のようなあの害虫がかなり活発に活動中。なかには枯れてしまったのも数株見 受けられた。 |
2分〜3分咲き 蕾みもいっぱい |
南峰より坊がつる方面斜面 |
さて、これから凧さんと自分は別行動に入る。凧さんは南西側斜面からカイト揚げることに。しかしこの作業想 像していた以上に揚げる前準備が必要なようだ。 準備の間、自分は適当なアングルを捜してデジカメのシャッターを押す。そして今日も携行してきた小さなスケ ッチブックを取り出して、三俣山周辺をスケッチ。描き始めた時は三俣山頂はガスがかかってはっきりした山 容はわからない。まあ適当に山頂を描いていたら急にガスが除かれて、緑眩しい三俣山の全容が現れた。 やっと予報通りの快晴になると心も躍る。凧さんのカイトも準備が終わって上空へ浮揚・・・ッと思いきや風が弱 くなってしばしば落下。 するとまた空模様が急変。小さな雨も降り出し雨除けにコートを羽織ったり、ザックカバーを装着したりで互いの 気分はもう下山モード。とりあえず下山予定方向の南峰まで進んだ。 南峰に着いたところで陽が射し始めガスもとれて雨の心配もなくなった。風も適当に吹きはじめる。凧さん俄然 カイトモードに。自分も周囲の岩場を歩いてみたら、素晴らしい景色ばかり。またスケッチブックを取り出した。 |
さあ〜 風が出たぞ〜! |
うまく上昇気流に |
高く〜♪ 高く〜♪ |
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平冶岳より三俣山方面 |
南峰から下りる途中で |
美しい新緑の登山道(帰路) |