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平治岳 1642.8M 2007.06.10 吉部⇒大窓(北尾根コース)⇒平治岳⇒南峰⇒大戸越⇒坊がつる⇒暮雨の滝⇒吉部
     
6月4日に引き続き2回目の平治岳ミヤマキリシマ見学登山となった。
今年は花の開花が遅いようで4日に訪れた時は2〜3分咲きといったところであった。
前以てこの流れを予測された凧さんが10日にも登るということだったので、便乗させていただいた。
今日は凧さんの仲間kazさん、風来坊さんと4人。凧さんが我が家へわざわざ迎えに来ていただき、
凧さんのところで落ち合う。

九重インターを降りて九酔渓への道を走る。夢の吊橋を横目に見ながら一路吉部駐車場へ。8時30
分くらいに吉部駐車場到着。そしてそこで見えた光景は駐車場入口に2台の車が停車中。駐車場の
係員がなにやらダメの合図を出している。駐車場は既に満杯。停車中の2台はしかたなく引き返して
行った。
さて我々の車は・・・。ラッキーなことに入り口の付近の路肩に数台が駐車中の後ろに1台分のスペ
ースが空いていたのでそこに停めることに。その後もぞくぞくと車がやってくる。大きなマイクロバスも。
余談だが後から強引に入ってきた車は駐車できないという係員の制止に「いつも来ているから・・入れ
てよ」と注文し駐車場へ入って行った車もあった。

8時40分駐車場をスタートし林道をショートカットする登山道向けて歩く。駐車場は車・車で満杯状態。
しかし良く見れば区分をしていないので、車との幅を大きく空けて駐車している車が多く、それに空地
があちこち見受けられた。石灰などでちゃんとしたスペースを表示すれば3割以上は余分に駐車可能
と思われた。
林道のゲートの路肩には1台の駐車余地もなくびっしり。路肩側には駐車しないようにロープが張られ
ているが、それもお構いなく杭を引き抜いて駐車している車が目立った。

さて、林道のゲートから林道をショートカットする登山道へ入る。今日は沢側を歩かず山側の道を歩く。
相変わらず緑に覆われた景色は素晴らしい。
やがて一端林道へ出て北登山口向けて歩く。林道へ出た途端、大勢の登山者が歩く光景が眼に入る。
2人だけで歩いた6日前の光景とは雲泥の差。途中で追い抜き際に女性の登山者から「今から何処に
登りますか?」と問いかけられた。この時期ここを歩くんだったら平冶に決まっとるやろと一瞬こちらも
たじろいでしまって「ヒッ・平冶」と答えると、なんと「じゃ〜今日は平冶にしよう」とのたまう。

平治岳北登山口の標識から左へ入る。そこから約10分歩いて次の平治岳北登山口(北尾根入り口)
の標識から本格的な登山道になり、少しずつ高度を上げる。前回はここからぬかるんだ道となり登山
靴にいっぱいの泥をつけながら悪戦苦闘した道。その後晴れが続き、泥んこ道も無くなり今日は随分
歩きやすかった。
悌子箇所を通過し、その直ぐ上の展望がきく岩場に寄る。そこから男池の駐車場を覗いたら満杯状態。
しかし駐車する車は整然と並んでいた。岩場で咲くアセビを撮って登山道へ戻る。
岩場から約8分で大窓の広場到着。ここから平冶山頂が見える。今日はくっきりと平冶岳の全容が見
える。大窓のミヤマキリシマは前回よりもいっぱい咲いていた。しかも満開。ここで休息をとる登山者が
多い。前回は誰一人いなかったのに。
ここで平治岳を背景にミヤマキリシマを撮る。山頂が満開に近ければ最高・・・と期待が膨らむ。

大窓から山頂への傾斜は益々厳しさを増す。ここから風来坊さんの姿が見えないと思ったら、デジカメ
撮影に夢中になっている間に先に山頂めざして出発していた。
山頂近くになると前回と同様、息が上がりだす。しかし山頂はもう間近。気持ちを奮い立たせて山頂へ。
山頂直前で先行の風来坊さんへやっと追いついた。
駐車場スタートして1時間50分。足場が抜群だったのに前回より5分早かっただけ。展望が良い所と
大窓で少し時間を費やしたので、その分が影響したのかな?

大勢の登山者が歩く大船林道

               
平治山頂は静かだった。ところがミヤマキリシマを求めて南西側斜面に下り立ったところ鮮やかなピンク色
と同時に人・人・人・・・の光景。ミヤマキリシマは確かに前回よりも沢山咲いていた。8分咲きといったとこ
ろか。しかし山頂付近でいっぱい蕾みを持った株は枯れた状態。結局、この付近で活動していた害虫に食
い尽くされたに違いない。

早速、南西斜面へ進む。凧さんは前回と同じ場所でカイトの準備。自分は更に斜面を進んで一面に広がる
ピンクの斜面を求める。このあたりは8分咲きといったところか。花弁のひとつひとつが生き生きとしている。
満開時よりも8〜9分咲きの方が花の風景に張りがあるというか・・・そいう感じがする。

花の風景を撮り終えて適当な場所に腰をおろし、スケッチ開始。時々後ろを振り返ってカイトの状況を見る。
スケッチ中は風をまったく感じない。カイトが揚がる気配がない。一通り色を塗り終えて凧さんの方へ戻ると
風が無いので南峰へ移ろうということだった。

南峰へ移動すると、ここは登山者密度がグ〜ンと跳ね上がる。南峰横の岩場で離れる登山者の場所を確
保しここから凧さんはカイトの準備。
南峰には晴れ間のシャッターチャンスを待つカメラマンですずなり状態。そこの右端に自分のイメージとは違
うカメラを据える一人のカメラマン。どこか違うな〜と思っていたら、凧さんが後で調べた結果、山岳写真家
の白旗史朗さんとわかった。詳しくは知らなかったが、確かに白旗の活字は記憶がある。
    

平治岳南西側斜面

シャッターチャンスを待つカメラマン

      

南峰から南側斜面

坊がつるを望む

     
自分は先程のスケッチの色塗り作業を続ける。風は前の場所よりも吹いている。ここならばと思っていたが
カイトが20メートルくらい上昇したところで落下。風が止むのである。遠くではガスが早いスピードで流れて
行く。平治を離れた周辺では風は終始確かにある。しかし平治ではそれが長く続かない。
結局、何回かの試みにも叶わずついに断念。
苦戦する凧さんの横で色塗りを続けほぼ終了した。その間部品は岩の隙間に落ちてしまうし凧さんには何
か申し訳なかったような気がする。
    

風が吹かず苦戦する凧さん(見守るkazさん)

平治岳南西斜面

      
下山は大戸越へ下りる。下りる途中で見上げる光景は凄い。斜面いっぱいにピンクの絨毯。
南峰を出発したのが12時過ぎ。下山する登山者はまだ少ない。すんなり大戸越に着く。
大戸越も登山者でいっぱい。そこから平治岳を見上げた光景は、今から平治へ登る登山者の列。ここは上り
下りの一方通行だが、登る登山者の列が殆んど動かない。
人一人がやっと登れる道だから、誰か一人でもつまずくと列は進まない。見上げながらお互いに早く下りて
きてよかったと胸をなでおろす。
下の写真を拡大して見てみると、腕を組んでしかたなく周囲の風景を眺める登山者、後ろの登山者と話し込
んでいる登山者など、悪いけどクスッとくるような光景が見受けられる。

今回は坊ガツルへ出て鳴子川西側の登山道を歩き、暮雨の滝へ寄って吉部登山口へ。
暮雨の滝を引き返し登山道へ戻ったところ2人の女性登山者が不安そうな顔で立っている。いきなり「吉部
の駐車場は何処ですか?」と尋ねられた。エッ?・・・君達坊ガツルからここまで歩いてきたろうもん。特に分
岐があるわけではなしと思いながら吉部駐車場はあっちと指差すと、ホッとした表情で吉部目指して歩いて
行った。

吉部駐車場に着いたのが15時。6時間20分の山行であった。今日も山頂で1時間50分も過ごすことが出
来た。たった6日の間にミヤマキリシマの風景は様変わりしていて感動ものであった。
2年前はもっと凄かったらしいけど、自分はこれで充分すぎるくらい。歩ける間はまた来年もと意を決した。
    

大戸越へ下りる途中で見上げる

大戸越⇒平治岳への大渋滞(一方通行)

     
2回にわたって案内をいただいた凧さん、本当に有難うございました。この山行は私の大きな思い出となりました。
kazさん、往復運転、本当にお疲れさまでした。kazさんのエネルギッシュさには驚きました。また山頂で眼の前
の紙くずを何気なく拾ってしまい込むところ、暮雨の滝で心無い登山者が捨てた数本のタバコの吸殻を拾ってビニ
ールに入れて運ばれたところなど、私の方が随分年長者なのに見習らわなければなりません。
風来坊さん、スケッチの山仲間ができそうで嬉しいです。たまにはスケッチ山行をやってみたいですね。

皆さん またよろしくお願い致します。

吉部駐車場

平治北登山口

北尾根入り口

大窓

平治岳・南峰

大戸越

坊ガツル

暮雨の滝

平治登山口 吉部駐車場

8:40

9:20

9:30

10:02

10:30〜12:20

12:40

13:25

14:20

14:55

15:00

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