自然歩道  

Back To Index

星生山
久住山
1762.0M
1786.9M
2007.08.07 牧の戸⇒沓掛山⇒星生山⇒久住山⇒西千里浜⇒沓掛山⇒牧の戸
     
凧さんと久住の山へ登ることになった。
コースは牧の戸から沓掛山を経由して星生山〜星生崎〜久住山。帰りは西千里浜を歩いて牧の戸へ。
久住の山も大分回数を重ねることができたが、最近は黒岳、大船、平冶と吉部や男池からの歩きが多く
牧の戸からの歩きが少ないので、今度はこちらから歩いてみようと星生山と久住山を歩くことにした。

朝8時50分、牧の戸スタート。
夏休みでもあり登山客がかなり多いのではないかと思っていたが、意外と駐車場は少ない。
天気は朝から薄日が差す。天気は安定している。暑さを覚悟して飲み水も何時もより多目に持ってきた。

先ずは最初の山、沓掛山へと進む。いきなりのコンクリートの坂道はきつい。もう息があがりそうな感じ。
やがて東屋があるところに着き、一息ついて後ろを振り返ると北側の景色がすばらしい。空気が澄んでい
るのか山の線がくっきりと浮かび上がっているような感じ。

コンクリートの道が終わると両端にロープが張られた登山道に変わる。
やがて道は段々と岩を歩く登山道となり、険しくなってきた。牧の戸から20分、沓掛山に着いた。
ここは以前うっかり山頂確認を怠ったところ。今日はしっかり確認。

沓掛山を過ぎれば後はなだらかな稜線の歩き。時々振り返って遠望を楽しむ。
手前に黒岩山、その向こうに上泉水山、そしてその向こうには涌蓋山。そしてそのまた向こうには宝満な
ど三郡系、英彦山、福智山、背振山系。そしてなんと凧さんから油山も見えますよと教えて頂いた。これ
にはちょっと驚いた。意外や意外、案外近いもんだ。
由布岳の山頂は今日はすっぽりと雲に覆われていた。先日歩いた多良岳も見える。雲仙の方は雲に覆わ
れていたが、一瞬全容が見えたらしい。自分が眼を移した時にはすっぽりと雲が被さってしまっていた。

途中で下りてくる高校生らしきグループと度々出遭う。大きな声で挨拶をしてくれる。こっちも張り切って大
きな声で挨拶を返す。清々しい気分になる。
牧の戸の駐車場で福岡の高校のバスが駐車していた。恐らくこの高校の運動部の夏季合宿だろう。何部
か聞いてみたらラグビー部だということだった。そういえばこの高校のラグビーは飛びぬけた強さはないけ
れど、毎年かなり上まで勝ち残っているのを新聞紙上でよくみかける。まずは礼儀が肝心かな?
   

涌蓋山方面

       
やがて星生山への分岐から北の急斜面を登る。ここからが本格的な登り。呼吸が急に荒くなる。途中で立ち
止まって上を見上げると大きな岩が頭上で覆いかぶさっているように見える。壮観だ。
しかし山頂が見え始めると、山頂は深く深くガスで覆われている。やっとの思いで山頂に着いたが、視界全く
ゼロ。しかも風が強い。
ここで凧さんがカイトを揚げるか思案。小さな風速計を取り出して風速を計っている。結局10メートル以上の
風速ということで揚げるのを断念。星生崎方面へ向かう。
    



星生山山頂

星生山

     
この稜線歩きは大きなアップダウンがなく、比較的歩きやすいようだが岩場を歩くのでうっかり気は抜け
ない。岩場を慎重に渡り歩く。ガスもパッと晴れてしまった。左方には硫黄山の噴煙やどっしり腰を落ち
着けた
三俣山を見ながら、右方には久住山や肥前ガ城を見ながら進む。晴れた時に姿を見せる山の緑
は本当に綺麗。新緑時の緑とはまた一味違った印象。
   

星生崎へ尾根伝いに歩く

三俣山

        
やがて星生崎の岩場を過ぎれば避難小屋へと下る。上からみると避難小屋の広場には2人の登山者が
休憩しているのが見えていたが、広場に着いた時には登山者の姿はなかった。
避難小屋を過ぎ久住分れで久住山へのガレ場を歩く。
    
      
やがて久住山頂到着。山頂は深いガスで覆われていた。山頂には数人の登山者がいた。気温18度。
しかしガスに加えて風もよろしくない。暫らく凧さん考える。風が少しおとなしかったので、凧さん揚げて
みることにしたようだ。
実際に揚がったが2・30メートルの高さで下から見上げるカイトはガスの中ぼんやりとしか見えない。
揚げる場所から左側に揚がればカイトは安定するが、次第に右側に流されて、そこには強い下降気流
があるのか、その付近に流されたら急にカイトは下に急降下。結局2回落下。
ッとガスがスーッと引き始めた。嘘のような光景。ッとまたガスが覆う。この繰り返し。

この光景を見ていた3人の登山者。その1人が興味深そうに寄ってきたので、早速WebのPRマンに早
変わり。インターネットをしてるということだったので「山頂の風に吹かれて」での検索を伝える。
暫らくしてまた聞いてきたので「山頂の○○に吹かれて」と言って何か自分でもおかしいなと思ったら○
○を凧と言っていた。あわてて訂正。

また、向こう岩陰から1人のおばさんが寄ってきて「先ほどから気になっているけど、私のオニギリ写真
に写ってるやろか」と聞いてきた。写っている筈無かろうもん。但し、このおばさん連中の食事風景を私
がちゃっかりスケッチしていた。おにぎりも描いてやろうかな。
   



今日も浮上

久住山頂(ガスがかかっている)

        
帰りは久住分れ、避難小屋まで同じ道を辿り、西千里浜を目指す。この付近で凧さんがモウセンゴケの
群生地があると聞いたので捜してみることになった。しかし暫らく捜しまわったが見つからなかった。
諦めて星生山への分岐の先に小さな湿地がある。ひょっとしたらモウセンゴケはここにもあるかも知れな
いと、ここえ降りる踏み跡を見つけて湿地へ降りてみた。
目的の物は見つからなかったが、コクランと出遭った。その他いろんな野草が生えていた。

湿地を歩き終えて元の登山道へ戻る潅木が生える中に、何か工作物があるので何だろうと潅木を踏み
分けて近づいてみた。それは何とここで遭難した人の慰霊碑であった。昭和46年12月頃遭難にあった
らしく、友人の名前も刻んであった。合掌。

慰霊碑から暫らく草原状の道を歩いて本来の登山道へ戻り、沓掛山を越えて牧の戸へ無事到着。
帰りはウケの口温泉(200円)に入って汗を流す。
    



コクラン

西千里浜の湿地

       
今日の軌跡

牧の戸→沓掛山→星生山→星生崎→久住分れ→久住山→久住分れ→西千里浜
→西千里浜湿地→沓掛山→牧の戸

inserted by FC2 system