自然歩道
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市房山 | 2007.11.04 | 1720.8M | キャンプ場駐車場⇒市房神社⇒市房山(心見の橋)⇒市房神社⇒林道終点駐車場 |
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八丁坂の石段 |
神社横の登り口から本格的な急斜面の登山口が始まった。急傾斜の連続で平坦な箇所は無い。丸木で作られた 梯子を何回も登りあがる。この辺りは山の本によると急斜面の崩壊地や崩れた旧道に迷い込まないようにとある。 その箇所がここなのだと注意しながら登る。 丸木段箇所も終わり高度900〜1000M辺りになると、周囲の景色は照葉樹の間から紅葉の景色が垣間見えて きた。照葉樹の緑と落葉樹の淡い紅色のコントラストの風情はなかなかのもの。暫らくこういう景色を楽しみながら 少しずつ高度を上げる。 どの辺りだったかよく覚えてないが、先行するKazさんが右下方向を見て「鹿がいる」と言ってくれた。ほう鹿が居 るのかと目を凝らして下を見るが姿は見つからない。「鹿の鳴き声ですよ、聞こえなかったですか」といわれ、そう いえば小さくヒュウーヒューという音が聞こえていた。これが鹿の鳴き声か・・・。この山には鹿がいるんだ。 やがて6合目馬の背に到着。馬の背は登山道の左手に岩場があり、登山道から廻り込むと市房山の山頂方面が 一望できる。ここからの紅葉も素晴らしい。 馬の背近くにアザミが咲いていた。今日見た野草はジンジソウとこのアザミだけ。 |
馬の背(6合目)から山頂方面 |
針葉樹の向こうに紅葉風景 |
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ヒメシャラ |
登山道に迫る紅葉風景 |
やがて高度1350M付近の7合目辺りにさしかかる。周囲の景色はクマササが目立ち始め、8合目からは紅葉がガ クンと減る。視界は拓け振り返ると国見岳や烏帽子岳の脊梁山地の山々、その向こうに雲仙岳も一望できた。 9合目を過ぎると完全な潅木地帯となり、先方に山頂が見えてきた。山頂から先に登った風来坊さんが我々2人に 手を振っている。山頂はもうすぐそこだ。ここは元気100倍と言いたいところだが、正直言ってこの長丁場で9合目か らの歩きは完全にへばっていた。ヘロヘロのヘ・・・。ただ足だけを義務的に・・・前に運ぶ。 |
落葉樹が多くなる(8合目付近) |
山頂直前の潅木帯(9合目付近) |
11時13分、やっと山頂へ立つことができた。キャンプ場駐車場スタートから2時間43分の登りであった。 山頂には風来坊さんと凧さん一家が我々を出迎えてくれた。しかし皆さん既に昼食は済んだ・・・・・・とか??!! 昼食が済んで既に寛いでいるということは、我々2人との時間差はかなりあったようだ。 凧さんとは9月10日貫山以来だから約2ヶ月振りであった。 山頂はとても穏やかで寒さ防止のフリースも要らないくらい。山頂には途中で出会った登山者もぞくぞくと到着。皆さん 秋の穏やかな天気に恵まれ、夫々リラックスした雰囲気で山頂を楽しんでいた。 |
市房山(1720.8M) |
山頂で合流 |
凧さん 今日もカイトに挑戦。今日はカイトに適した風がありそうで無さそうで・・・・。カイトだけはなんとか揚がったようだ が、カメラを持ち上げるまでの力強さが足らない。結局数メートル揚がったようだがそれ以上浮揚できず諦めたようだ。 さて一休み後、二ツ岩への縦走路を進むと「心見の橋」と言って心の卑しい人は通れないとされるチョックストーンがあり そこからの紅葉が良かったと見て帰ってきた登山者の言葉で我々も行ってみることにした。 ブナ帯を下りてほんの10分程度だからザックを残してもよいが、そこまでのGPSの軌跡をとりたくてザックを抱える。 |
カイトを揚げる凧さん一家 |
二ッ岩と厳しい縦走路 |
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心見の橋(この石を渡る) |
心見の橋周囲の岩場 |
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今日の軌跡 |
樹林帯が多くGPSの受信が不確かな箇所が多く、多少修正しています。 |