自然歩道  

Back To Index

裏英彦山紅葉 2007.11.11 豊前坊⇒ケルンの谷⇒籠水峠⇒材木石⇒南岳⇒中岳⇒北岳⇒望雲台⇒高住神社

          
大船山、市房山、根子岳東峰と続いた今秋の紅葉登山。今回は凧さんの企画で裏英彦山の紅葉登
山に出かけた。同行者は凧さん、Kazさん、風来坊さんと私4人。
連日安定した日和が続くなか、日本列島北部に寒気が流れ込み関東以北は雨模様。西日本一帯は
晴れマークが出たものの福岡だけは寒波の影響を受けて曇り時々雨マークが出る。
Kazさん、風来坊さんを車で迎えに行く車中で、場合によってはコースを変える話も出る。ま〜行った
とこ勝負といった感じ。

朝8時頃豊前坊の駐車場へ着いた。車はまだ3割ほどの混み具合。駐車場周囲の紅葉が見事立った。
8時10分車道を東側に歩いて約10分、鷹巣山・裏英彦山・刈又山の標識に従って薬師峠側に石が
ゴロゴロした道を進む。
    

豊前坊駐車場

裏英彦山登山口を目指す

     
標識から7分、裏英彦山の登山口の標識に出会う。下には赤い字でガレ・ヤブ・倒木多しと書いてある。
そこが裏英彦山の登山口。まさに裏というイメージが強い倒木が目立つ暗い感じの登山口であった。
      

裏英彦山登山口

        
8時28分入山開始。最初は倒木が多く人があまり入らない感じの登山道を進む。最初は緩やかだった傾
斜はきつくなりだした。
周囲は杉や檜などの陽があたりにくい樹木から色づき始めた落葉樹林へと少しずつ変化する。
見通しが良くなってきたところで後ろを振り返れば樹林の間から隣の鷹巣山を垣間見ることができる。
鷹巣山斜面一帯の紅葉が素晴らしい。これで裏英彦山道の紅葉にも確信的は期待感が膨らむ。
天気はグングン快方に向かい、登山道を陽が射すまでになった。
入山開始して20分、急に見晴らしが良い拓けた場所へ出る。薬師峠、鷹巣山、苅又山周囲の紅葉風景が
飛び込んできた。ここで今日の最初の感嘆の声を出す・・・・「凄い・・・」。

暫らく小さなアップダウンを繰り返しながら進む。苔が生えた小さな岩の箇所が数箇所あり、ちょっとした日
本庭園を歩くような感じ。とにかく進む先々で紅葉あり、更に黄葉ありの連続。そこに杉や檜、モミの木など
の緑が彩りを揃える。朽ちて折れてしまった大木の風情もなかなか面白い。
     

裏英彦山道の紅葉

      

裏英彦山道の紅葉

       
「凄い・・・」を連発しながら歩くこと登山口から約1時間30分、ケルンの谷到着。
ケルンの谷へ到着する前にほんのちょっとした道迷い。最後のテープ先の道を、それらしき道を進んだところで
道が塞がった。次のテープを捜し結局小さな円を描くような形で元の位置へ戻ったところ、右上のテープ発見。

ケルンの谷から7・8分で垂水の壷到着。ここは裏英彦山道のちょうど中間点といったところ。南岳、中岳、北
岳の扇の要みたいな位置にある。まさに裏英彦山である。
このあたりを歩いていると山頂が見え隠れしていたが、南岳だったような気がする。
    

ケルンの谷

垂水の壷

      
垂水の壷からも小さなアップダウンを繰り返す。やがて右前方上に大きな崖が見えてきた。見上げる崖の紅
葉はなかなかのもの。
この頃から空の状態が少しおかしくなり始めた。天気予報では午後から下り坂と報じていたが、案外ピッタリ
的中するもんだと変なところで感心。

垂水の壷から約50分籠水峠到着。籠水峠をなおも進み、やがて大南神社や鬼杉から登ってくる道と合流。
この合流地点から登山者の数が急に増えた。合流地点では同じ年代の7・8人のグループと出くわす。
ここから北側の石段状の道を材木岩へ登り上がる。登る石段の上方には数人の登山者が先を行く。

材木岩を通過し更に登り上がって英彦山の西斜面が一望できる場所へたどり着く。ここからの眺望は素晴ら
しい。この頃、崩れかけていた天気も太陽が時折覗くほどに快復。どうやら今日はこのまま持ちこたえそう。
     

大きな岩場

材木石

         
これからいよいよ南岳直前の大きなクサリ場である。このクサリ場は前回は降りで通ったが、今回は登りで通る。
なかなか難所に見えるがしっかりしたクサリがありなんなく通過できた。
クサリ場を登りきればもう南岳がすぐそこ。この辺りの落ち葉はなかなか風情がある。落ち葉を踏みしめて歩く。
   

その先クサリ場が近い

クサリ場登攀中

       



落ち葉を踏みしめて

クサリ場を見おろす

       
11時40分南岳到着。裏英彦山登山口から約3時間10分。ここで昼食・休憩。
山頂は風がなく防寒にフリースを着込んで時間を過ごしたが、辛抱すれば防寒も不要なくらいの暖かさ
だった。従って凧さんはここでのカイトの浮揚をあきらめる。

食事後ベンチで休憩していると、中岳方面から20人位のグループがやってきた。そこに1人顔見知り女
性登山者が。アウトドアの山行で一緒になったことがある。お互い何処の山行で一緒になったか思い出
せないが「何処かで一緒になりましたね〜」といった感じで挨拶。ある山の会の山行である。
この会はHPで同じ日に豊前坊から登ることは知っていたが、コースがまったく違うので恐らく出会うこと
は無いと思っていた。

ッともう1人、花のサイトで時々訪問する管理人のnaoさんではないか。自分が山登りを始めて花のサイ
トを捜したのが彼女のサイト。季節毎に整理されていて非常にわかりやすいサイトである。花の名前がわ
からないと必ずnaoさんのサイトへ立ち寄る。いわば私の花のお師匠さん的なサイトである。
偶然にも今日遭うことが出来るとは思わなかった。
    
昼食・休憩後、南岳から中宮へ向かう。南岳を下りる斜面から見える中宮の屋根が剥がれて痛々しい。
今年4月に登った時と同じ状態のまま。ちょっと気になる光景。
   



南岳

中岳(上宮)

      
中宮に来ると風が吹いていた。凧さん、俄然浮揚モードに。風がちょうど良いのかカイトは簡単にカメラを持
ち揚げて空高く舞う。またたく間に登山者が集まって見上げる。kazさん、サイトの宣伝マンに早変り。
こちらもそいじゃ〜とデジカメのシャッターを押したが逆光で暗くアップできる代物ではなかった。

カイトの時間を利用して風来坊さん、スケッチ開始。自分は昨夜寝床でスケッチの道具をザックに入れるの
を忘れているのに気付き、朝ザックに詰めるつもりで忘れてしまっていた。どんな絵になるか楽しみである。
登山とスケッチのタイミングはなかなか難しい。歩き中心になるとゆっくり腰を落ち着けられない。スケッチ
を中心にした登山にすれば良いのだが、まだまだ歩くのが楽しい時。その両立が難しい。

中岳の山頂広場は登山者でびっしり。山頂というよりもピクニック広場と言った方がより適当かも知れない。
沢山の登山者がシートを拡げて寛ぐなかを通って北岳へ向かう。この途中のブナ林とクマザサの風景が美
しい。北岳は中岳より23分。北岳から振り返った中岳の景色もなかなかのもの。
北岳より西へ進んだところに木の階段がある。ここを降りて高住神社を目指す。山頂近くで木の階段とは珍
しい。しかも下り易い。エネルギーをほんの少し得したような気分。
    



北岳の肩から木の階段を
下りる
  

北岳付近のブナ林とクマザサ

       
下りた先の道は石段状の登山道。傾斜はかなりある。上から見下ろす黄葉の景色はなかなかである。
北岳の肩から下りること20分、望雲台への分岐に差し掛かる。
ここは当然望雲台へ足を進める。クサリの登りはよくHPで紹介されている。初めて見るクサリ場だったが
HPで見るのと同じ雰囲気に感じた。スリルがあってなかなか面白そうだ。
凧さん、風来坊さん、そして自分が続き、最後にkazさんが登る。途中で下方を見ると、少々高所恐怖症
気味のkazさん、ゆっくりと登りあがってきていた。大丈夫のようだ。
クサリ場を登りあがると壁沿いの狭い道を進み、望雲台真下のクサリへ取り付く。ここは2・3Mくらいか。
登った先は断崖絶壁。人が落ちないように柵が作ってあるから問題なし。断崖絶壁から真下に見える紅
葉がまた素晴らしかった。
    

望雲台への登り(クサリ場)

望雲台から真下の紅葉

       
登山道へ戻り下りて行くと3つの奇岩が現れる。これもHPでよく見かける岩。逆鉾岩、屏風岩、筆立岩。
どれも不思議な格好。
奇岩から間もなく高住神社到着。午後2時15分。高住神社は紅葉見物の行楽客でいっぱい。勿論、大
きな駐車場は満杯。まだ続々と車が詰め掛けていた。

帰りは「しゃくなげ荘」で汗を流す予定であった。しかしこの紅葉の行楽シーズン。満員で汗を流すことが
出来なかった。そのまま一路福岡へ帰路につく。

逆鉾岩

屏風岩

筆立岩

       
今日の軌跡
   
ケルンの谷直前で軌跡が小さく輪を描いているのは、この地
点でテープを見失い、その後元の道へ戻っている

inserted by FC2 system