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九千部山 847.9M H19.11.28 南畑ダム登山口⇒九千部山⇒縦走路途中Uターン⇒九千部山⇒南畑ダム登山口

          
今年の紅葉登山は10月24日大船山を皮切りに、市房山、根子岳東峰、裏英彦山、雲仙岳、岳滅鬼山と
自分にとっては珍しく立て続けに短い期間で紅葉を満喫することが出来た。
これで最後かと思ったが、よく考えてみたら地元の山が未だ・・・・である。油山はあるが登山として行って
はいない。そうだ忘れていた。あの九千部山の黄葉を見なくては・・・。

しかし山の紅葉は殆んど終わりに近づいている。行ってももう終わっているのではないかと憂慮しながら出
かけてみた。
朝11時20分、南畑ダム側の登山口(閉鎖中の那珂川グリーンピア・ゲート横)より入り、260段のコンクリ
ート段を登って従来の登山口より登る。

毒ヘビに注意と書かれた注意板を横目に、薄暗い杉林をひたすら歩き杉林を抜けると少しずつ黄葉が目に
つきだす。下の方ではまだ黄葉は残っているようだ。上の方での紅葉の期待が膨らむ。
前半はアカガシなどの常緑樹で、しかも高い木が多く、この辺りでは黄葉を垣間見る程度。40分程の地
点で山頂まで1.7キロの標識があり、ここからこのコースとしては最もきつい急登になるが、それを過ぎた
時点で素晴らしい黄葉の世界に入った。
確かに盛りは過ぎているものの、それはそれなりの風情があり暫らくうっとりと眺める。黄葉の時期とは関
係なく此処がこのコースで最も好きな場所。しかしやっぱり黄葉の時期が一番。
   




南畑ダム〜九千部山

南畑ダム〜九千部山

       
九千部山山頂は1時間10分で到着。山頂到着直前に同じ年輩の20人前後の団体さんとすれ違う。ゲート横
にマイクロバスが駐車していたので、恐らくこの団体さん達のバスだろう。
山頂には2人の登山者。山頂の展望台に上がって360度の景色を味わう。石谷山方面は黄葉が残っている。
ここで昼食・休憩。

さて次の行動は当然石谷山までの歩きとなるが、石谷山まで歩いて往復すると南畑ダムまで戻るには4時近
くになる。この時期の登山口近くの暗さはあまり好きではない。それに時折厚い雲が北の方から迫ってきてい
る。
ッということで縦走路の途中まで、自分が好きな箇所を見てUターンしようと決めそこまで歩いた。但し縦走路
の黄葉は殆んど終わっていて、展望台から見えた黄葉は縦走路から外れた斜面側にあった。

しかし、歩く登山道全てで落ち葉の絨毯が続く。この絨毯を踏んでサクサク音をたてて歩く感触は何時も最高。

この山は自然林がいっぱい。名札がついた木の名前をメモしてみた。
ネジキ、リョウブ、ミズキ、シロモジ、エゴノキ、アカメガシワ、アカガシ、アカシデ、アオハダ、ケクロモジ、
タンナサワフタギ、シロタモ、ヤマボウシ、コナラ、コマユミ、ウラジロノキ
だから九千部山〜石谷山の縦走路は好きなんだ。
      

石谷山方面

縦走路(九千部山〜石谷山)

        

南畑ダム登山口 九千部山 縦走路(途中Uターン) 九千部山 南畑ダム登山口

11:20

12:30
12:50

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14:34

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