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久住6峰巡り H19.12.29 牧の戸峠⇒沓掛山⇒星生山⇒天狗ヶ城⇒中岳⇒稲星山⇒久住山⇒沓掛山⇒牧の戸峠

          
今年も残りあと僅か。今年最後の山歩きは印象に残る歩きをテーマに久住の峰巡りをすることになった。
当初の予定は沓掛山、
星生山、天狗ヶ城、中岳、稲星山、白口山、久住山の7峰巡り。さて結果は。
メンバーは凧さん、kazさん、風来坊さんと自分4人。


8時15分、牧の戸峠をスタート。峠にはほんの数台の車と3・4人の家族連れの登山者が居るだけ。
ガスが覆いかぶさって直ぐ傍の黒岩山の姿さえまったく見えない状況。ただ天気は予報通り快復する気配
が濃厚で雨の心配は感じなかった。

コンクリートの道を登り沓掛山を過ぎたあたりから登山道が石畳になっているのに気付く。ここは8月に凧さ
んと歩いた時にメジャーを持って測量みたいなことをやっていた箇所。その時はもしかしたらここも舗装した
コンクリートの道になるんではないかと冗談交じりに話したことがあったが、やっぱりそれに近かった。
石畳のように石をずっと敷き詰めている。雨の時や雨後は泥んこ状態で苦労する歩きが大変助かる。更に
進むと登り箇所には階段までも。大変歩きやすくなっていた。

西千里浜の手前で星生山の急登に取り付く。星生山山頂は風が強くガスもかかって何も見えない。何も見
えないというか、とにかく自分達が立つ周辺しか見えない。視界2・30メートルくらいか?
   

整備された登山道(石畳に)

階段も整備

        
そのまま星生崎を通って久住分れを目指す。風来坊さんを先頭に慎重に歩く。小さな粉雪が強い風と共に北
側から吹き付ける。前を歩く風来坊さんの後の髪の毛が白髪のようになっている。しかも吹き付ける方向の半
分だけ白い。
自分はそれを白髪だと思い込み、風来坊さんも仕事のストレスでとうとう白髪が出るまでになったなと・・・。
しかし、最近一緒に歩いた時には白髪なんて無かったのにと思いながら歩いていた。
やがて自分のまつげにも氷結があることがわかり、風来坊さんの白髪も一件落着。ガスはさらに視界を遮る。

そのうち歩く前方がどうも怪しく感じ始めていた。もう少し岩場が多い険しいところが続いていた筈なのに、道
の色が明るい土色になり微かに見える先方の景色も険しい岩場が無くなった。
普段ならば南側手前に久住山が見えて、下方には避難所の空地も見えるはずなのに、このガスの状態では
その情報はまったく望めない。ただただ周囲はガスばかり。

進むのを止めてGPSを取り出す。GPSで久住分れをナビさせると逆方向へ進んでいたことが判明。少し戻っ
て本来の道を進む。ホッ・・・!!。ガスと山の恐ろしさを実感。GPSに感謝!!
(帰宅して軌跡データを地図ソフト取り込んだらスガモリ越や硫黄山方向へ進もうとしていた) 
       

星生山⇒星生崎を歩く

見事な霧氷を見ながら

       
久住分れから天狗ヶ城を通り中岳山頂直前にさしかかった時、先頭を登りあがる凧さんが「ガスがとれた」という
叫びが響き、後方を指差している。
とっさに振り返ると確かに歩いてきた天狗ヶ城方向の風景がくっきりと姿を現していた。風景の見事さに感動した
が、すぐまたガスが流れてきて元の状態に戻った。
下の画像は振り返ってデジカメを取り出し撮ろうとするほんの2・3秒の間に、またガスが半分かかった状態の画
像で天狗ヶ城が撮れなかった。この後すぐ手前の風景も隠れてしまった。
これで天気は序々に快復するものと確信する・・・・が帰りの西千里浜から牧の戸までの歩きで風がおさまった程
度で、それ以外は風もガスも治まることは無かった。
    



これは何の花でしょう?
  

中岳山頂直前で一瞬ガスがとれる

         
中岳から白口岳を目指し鞍部の分岐で食事(11時15分)。コンビニのおにぎり3個とバナナを押し込み、暖かい
コーンスープとコーヒーを飲む。冷たいおにぎりパクついた後のスープとコーヒーにホッと一息。
それに冷え切った手で暖かいカップに触るその温もりに元気快復。
   
風と粉雪は益々強くなり、昼食後は白口岳を目指す予定をカットし稲星山を目指す。相変わらず粉雪混じりの風
が横なぐりに吹き付ける。顔面を細い針でチクチク刺すような感じ。
稲星山へ登ってまた昼食した分岐へ戻り御池を通る。ここを実際に通るのは初めて。池の南側を通る。凧さんに
よると水の量が何時もより少ないとか。池の縁を通る山道よりも下へ降りて池の周りを歩いた。氷が張ってスケ
ートが出来るらしいが、今日は薄っすらと氷が張るだけ。流氷のような感じ。
残念ながらここでも見えるのは2・30メートルの範囲だけ。近くで見る池の印象、大きさなどまったくわからなか
った。次の楽しみでもある。

御池より久住山を目指す。相変わらずの吹き荒れる山頂であったが、山頂には登山者が数名。ここまで誰もいな
い山頂ばかりだったので、少しホッとしたような気分になった。
山頂を退散し久住分れの避難小屋で一息。小屋の中へ入るとここにも10名ほどの登山者が休息中だった。

避難小屋より西千里浜を通り往路で歩いた道を帰る。さすがにこの辺りになると風がおさまり、空も安定し周囲
が何となく明るくなったような感じ。やはり山頂付近とこの辺りでは天候も随分違う。
途中では登山姿でもなんでもないアベックに遭遇。まさに天神で見かけるオシャレな二人といった感じ。服装の
ことはよくわからないがフード付きのコートで襟には動物の毛皮。沓掛山を過ぎた西千里浜への途中あたりだっ
たので、ちょっとあっけに取られた。しかしお二人さん、どこまで行くんだろう。

驚いたことに往路ではぬかるんでいた道が霜柱で歩きやすい登山道へ変わっていた。朝は無かった霜柱が昼
から現れるのは非常に珍しいということだった。それだけ下の方も急激に冷え込んだということだろう。
    



御池の氷(凍結でなく残念)

中岳から白口分岐へ下りる

      
14時35分牧の戸到着。6時間20分の歩き。天気が午後には快復することを信じて歩き続けたが、終始強い風
と粉雪とガスに悩まされ通しだった。しかし、そういう状況の中でも4人で冷静に歩けたことは大きな収穫だった。
結果的には7峰歩くつもりが6峰になったが、今年最後の山歩きが印象に残る歩きだったことには間違いない。
    

余談ですが左の写真は何の写真かおわかりでしょうか。
そうです、今日の歩きで○○さんの眉にくっ付いた雪。
雪は眉だけでなくまつ毛にも付着しました。
何となく眼の前がチラチラすると思ったら、それはまつ毛に
雪が付着したからでした。
これを見ると物凄い悪条件の中を歩いたと思われそうです
が、最後まで雪道を歩くことなく、用意していたアイゼンは
まったく不要でした。

これは何でしょう?

       
今日の軌跡

牧の戸峠⇒沓掛山⇒星生山⇒久住分れ⇒天狗ヶ城⇒中岳⇒稲星山⇒御池⇒久住山⇒沓掛山⇒牧の戸峠
星生山から星生崎を通って久住分れに下りるところで、ガスによる視界不良(2・30メートル)で進路を誤り
硫黄山、すがもり越方面へ歩いていた(青の円内)。

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