自然歩道  

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古処山
屏   山
859.5M
926.6M
H20.02.10 キャンプ場登山口⇒水舟⇒古処山⇒屏山⇒古処山⇒水舟⇒キャンプ場登山口

          
前日の夜には福岡地方は山地では雪の予報が出されていた。しかし当日の朝は晴れ間が覗く。
kazさんと風来坊さんと自分を乗せた車は朝倉街道をひた走る。車窓から見える宝満山、三郡山の景色も積雪の
気配さえ見当たらないように感じた。ニ日前に鴻巣山へ行く途中ではっきり見えたあの白い景色も、すっかり消え
てしまったのだろうか。

朝9時20分頃、
キャンプ場登山口の駐車場へ到着。一番奥の駐車場には車6・7台が止まっていた。
早速登山準備。冷え込みを感じない中でアイゼンは持って行くべきだろうかと相談。荷物を軽くしたい思いから出
来たら外したいと思っていた矢先、ちょうど登山者が下山して来た。早速、雪の情報を尋ねると山頂付近は5セン
チくらいの積雪とか。冬山は怖い。備えあれば憂い無しということでアイゼンをザックの中に。

9時30分スタート。林道終点広場まで残雪の気配すらない登山道を淡々と登る。ところが林道終点広場を過ぎて
からほんのり薄化粧した景色に変わった。これまで雪の気配がまったく感じられない状態だったので、急な雪景
色への変化はまったく信じられないことであった。水舟を過ぎたあたりから積雪も厚みを増してきた。
       



雪の気配無し
淡々と登る
   

林道終点過ぎたら雪景色に変わる

       
75分で古処山到着。
山頂には熊本から来たという4人のパーティが休憩中。見晴らしが良い北側の岩に登って眺望を楽しもうと登り
やすい岩の北側に廻り込むと、積雪はかなりのものがあった。
     



展望岩の北側へ廻り込むと
かなりの積雪

古処山山頂(熊本からのパーティ)

        
岩上からの眺望を楽しんで屏山を目指す。山頂から暫らくは生い茂るツゲと岩の歩きである。ますます積雪は深く
なって、ツゲと岩を覆っていた。積雪がなければツゲと岩の調和が何ともいえぬ素晴らしい歩きが楽しめる登山道。
今日はツゲにも岩にも雪が積もっていて、また違った趣があった。積雪は益々厚みを増してきた。

ツゲの箇所を抜けるとカシなどが多い暗い登山道となる。木段の箇所もかなり続く。
雪の登山道に残る踏み跡が途中で急に1人か2人の足跡までに減っていた。古処山周辺の登山者は多いが、屏
山まで足を延ばす登山者はそう多くない。
木段を登りきるとカエデやマユミ、ブナが生い茂る縦走路となり、先方が明るく見通せる。先方までずっと伸びる白
銀の世界が眩しい。
行き着いた所が屏山山頂。視界がパッとひらける。前方に聳え立つのは馬見山。古処山より40分。
    

ツゲの原生林の岩場歩き

屏山直前の尾根道

      
自分達が到着した時は宇土浦越から登ってきたという1人の登山者が休憩中。
我々もここで昼食・休憩をとることにし、休憩中の登山者と入れ替わった。
後ほど古処山頂で休憩していた熊本からの4人が到着。
      

屏山山頂

      
復路は縦走路を戻り、途中でツゲの原生林を通って水舟へ出て下山するつもりだったので、往路の時にツゲの
原生林への分岐点を確認していた筈が、復路で分岐点を見逃してしまった。結局また生い茂るツゲの中と足に
堪えそうな岩場を這い登って古処山を経由して下山。
    

キャンプ登山口

古処山

屏山

古処山 キャンプ登山口

9:30

10:45
10:55

11:35
12:15

12:50

13:55

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