自然歩道  

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鳥屋山 645.1M H20.04.03 駐車場⇒都高院⇒鳥屋山⇒女・男岩⇒奥ノ院⇒鳥屋山⇒都高院⇒駐車場

               
今日は甘木の鳥屋山(とやさん)へ登ってきた。
鳥屋 山は1年ほど前、登る予定のところ雨のため取り止めた山。それ以来、気になっていた山。

寺内ダム経て佐田川沿いを進む。ダム横を走る道は舗装された良好な道。
地下バス停先の鳥屋キャンプ場の案内板より右折し、約1キロで広い駐車場に着く。
この約1キロの道は2百メートルくらい先より車1台がやっと通れる狭い林道。2箇所くらい離合用箇所があったがあ
まりこんな箇所を運転したことがない自分にとっては苦手な道。

駐車場を10時45分スタート。駐車場より走って来た林道を登って行くと左手にキャンプ場、その奥に都高院がある。
奥に進んで都高院に参拝し左手に行くと男滝、女滝があった。
さてこれから鳥屋山へ進もうとするが、辺りをキョロキョロ見まわしても案内板も赤テープも見当たらない。とりあえず
人が進んだように見える箇所を進むと、やがて樹間の登りとなった。確かに人が踏んずけた跡らしきものがあったの
のでそのまま進むと、どうやら藪漕ぎ状態となった。2・3メートル上方に登山道らしきものにたどり着けそうだったの
で登り上がるが、やっぱり藪の中。
登り始めからこんな状態では先が思いやられる。何でまたこんなへんてこな山へ来たんだろうと・・・・・。
そこで心を落ち着けて山で迷った時の基本である迷い込んだ所まで戻ることにした。ッということは都高院の登山口
へ戻ることに。
戻ってみたら「奥の院 鳥屋山」の矢印付きの標識が立っていた。そこからちゃんとした登山道があった。フウッ・・!
     

駐車場より歩く

先方・都高院 登山口は左側へ

       
杉林の植林や竹林の中を登り歩き都高院より約20分で4合目到着。ここには沢山の石仏があった。
石仏群の右側を登れば直登コース、今日は左側の迂回路を歩く。
4合目から5分で6合目。6合目から8分で8合目。
8合目の北側には拓けた小高い箇所があり、そこから古処山系が一望できた。8合目に戻るとその
先は鎖場と迂回路に分かれる。鎖場を登る。しっかりした鎖が2本付いていて、高さもほんの数メー
トル。特に危険箇所でもない。
     

4合目の石仏

        
8合目より7分で先方に鳥居が見えてきて、その先が鳥屋山山頂。山頂には祠が祀られベンチも置か
れた小さな広場。祠の隅にスミレが咲いていた。
山頂から南北が一望できる。南側は筑紫野平野や耳納連山?が、また北側には馬見山、屏山、古処
山が望めた。2月には2回に亘って雪の中を歩いただけに懐かしい気がする。
    



祠の隅で咲いていた
 

鳥屋山(645.1M)

        

鳥屋山より南側の景色

鳥屋山より北側の景色(馬見山)

         
さて山頂から下山では勿体ない。ここは「福岡県の山」の本の通り奥ノ院まで足を進めることにした。
山頂より東へ進むと直ぐ険しそうな岩があった。山頂より手前が女岩。鎖を使ってよじ登る。
その先が男岩。いずれも南側の展望が素晴らしい。女岩ではちょっとした休憩も出来そう。男岩は
てっぺんが尖がっているので、恐る恐る足を運んで立ってみるだけ。

女岩・男岩から更に東へ進んで尾根道を小さなアップダウンを繰り返せば道脇に石仏が随所に見ら
れるようになり、やがて石塔がある奥ノ院に到着。周りには沢山の石仏が祀られていた。

ここより鳥屋山山頂へ戻り、登山口・駐車場まで往路で歩いた道を戻る。8合目では迂回路を歩くつ
もりが分岐を見過ごし、鎖場を下りた。4合目では直登コースを下りた。

スタートが10時45分、下りてきたのが13時。2時間15分の歩きであったが、今日は誰一人とも出
会うことがなく、静かな山歩きであった。
   
帰りは寺内ダム周辺の満開に近い桜を眺めえながら帰る。
    

男岩

奥ノ院

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