自然歩道  

Back To Index

西山〜猟師岩〜鬼ヶ鼻岩〜背振山 H20.04.29 西山登山口⇒西山⇒P906⇒猟師岩⇒鬼ヶ鼻岩⇒P833⇒背振山⇒車谷登山口

               
肉まんさんのお誘いで背振山系の西山から背振山まで縦走することになった。
メンバーは肉まんさん、Kaさん、Haruさん&Hiroさん夫婦、&sasaguriの5人。

Kaさんとは初対面。住まいは佐世保で、今日のために前日から来福して息子さん家へ泊まってきたとのこと。そのこと
を知って「へ〜ッ!!」と感心すると「山のためなら」・・・納得!!
HaruさんHiroさん夫婦とは昨年12月、長崎そよかぜさんグループの三郡縦走に福岡組として一緒に参加したのが初
顔あわせ。Hiroさんが撮った花は柔らかい感じの画像が多い。私がビデオ撮影を再開したのはHiroさんがアップした
動画がきっかけ。
肉まんさんとはネット上では5年くらいの付き合いになるが、2005年1月に宝満山で声をかけてもらったのが初顔合わ
せ。一緒の歩きは昨年の8月多良岳オオキツネノカミソリ観賞登山が最初。2回目がつい先日4月の韓国登山、そして
今回が3回目である。

朝7時に椎原バス停に集合し2台を椎原林道の駐車場へデポし、残り2台に分乗して山田地区の西山登山口へ。
立派な車道から登山口への道に入ると狭い林道が続く。登山口は車1・2台がやっと置ける程度。下はデコボコでUター
ンして向きを変えるのも底を擦りそうで見ていてハラハラ。

朝7時30分登山開始。天気は快晴。予想最高気温は24度でグングン気温が上がりそう。
西山ルートは勿論初めて。最近肉まんさんがよくこの山を歩いて大変気に入ったようにブログで拝見していたので、西
山ってどんな山なんだろうと興味津々。今日はどんな歩きになるか期待が膨らむ。

西山登山口から低山特有の杉林の中を歩いて少しずつ高度を上げる。登り始めて40分ほどで北東側の視界が拓けた。
振り返れば油山、荒平山、叶岳、高祖山、飯盛山の福岡市周辺の低山が間近に見える。
そして杉林の登山道でなんとミツバツツジが出迎えてくれた。このルートはあまり人が入らないようで、暗い杉林を抜け
てその後は半分藪漕ぎに近い登山道をテクテク登ってきただけに、このピンクに彩られたミツバツツジが鮮明な印象を
与える。周辺の樹木も杉一辺倒から他の常緑樹林へ少しずつ変わりつつあった。
   

西山登山口(7:30)

ミツバツツジの姿が

       
再び杉を中心とした樹林の中を歩いて進むと急に先方の雰囲気が変わった。よく見ると杉林が無くなって自然林へと変わ
っていた。よくもこんなに区切れるもんだと思うくらいの変わりよう。これまでの杉林は、今からの自然林を引き立てるため
のものだったのかと思わせるくらいのインパクトがあった。

自然林に変わった地点から勾配もなだらかになり快適な歩きが続く。ツバキがやたらと多い。ちょうど見頃のようで新緑の
中に真っ赤の彩りが鮮やか。また登山道にはギンリョウソウが数箇所。深い落ち葉に守られて遅い雪の中で背伸びした
のか、何となくお互いに身を寄せ合って寒そうな感じ。スミレも多く下を見たり上を見たりの忙しい歩きが続いた。
   



ツバキがいっぱい



ギンリョウソウ

自然林を歩く

        
途中で西山へのルートを少し外れるハプニングもあったが、難なくクリアーし9時西山到着。山頂は樹木に覆われて見晴らし
はない。小さな山頂標識と三等三角点があるだけ。三角点は真鋳のようなもので作られた物。

西山ルートは登山者が訪れるのは少ないようで、静かで自然がいっぱいの素晴らしいコース。特に杉林から自然林へ突然
抜け出したような光景はちょっとした驚きであった。肉まんさんによれば夢の中でこのコースが出てくることがあると伺った。
但し、ここは玄人受けするコース。踏み跡らしきものは鮮明に残ってないので、赤テープが頼り。
初心者に近く初めて歩く場合は、ここのルート経験者と一緒に歩いた方が無難なような気がする。アドベンチャー気分は多い
にかき立てられるが。
    


西山(816.4M)&三角点

今日のメンバー5人(右画像は肉まんさんより借用して私も)

         
西山から背振縦走路を目指す。この道もツバキやスミレが多く上に下にと花探しで忙しい。
やがて背振縦走路に出会う。ここは標高906Mの地点で、ここでは勝手にP906と名づける。
そして、ところどころに大きなミツバツツジの樹が数株姿を現す。もうかなり咲いていた。これは今日のお目当てのひとつ椎原
峠からのツツジのトンネルに期待が膨らむ。
   

P906より背振方面へ快調に歩く

ところどころにミツバツツジ

   
P906で金山から降りてくる縦走路を背振山方面へ折れ、先ずは小爪峠を目指す。
この縦走路は金山からの下りの延長上にある。従ってブナ林と林床がミヤコザサの素晴らしい景色の中を歩く。新緑が眩
しく映る。こういう風景が金山の素晴らしさのひとつ。しばしば立ち止まってデジカメのシャッターを押す。
やがて小爪峠到着。ここで小休止。
  
小爪峠から猟師岩、鬼ヶ鼻岩向けて出発。ここの歩きも小さなアップダウンの連続で岩場もあるので、ちょっとしたアドヴェ
ンチャー気分に駆られる。それにシャクナゲの樹も多いところ。残念ながら蕾みをつけてないのが多かった。日当たりが良
い場所によっては沢山蕾みをつけているのも数多くあったものの、全体的には今の段階ではそう多くなかった。
マンサクの樹があるのもこの辺り。マンサクが咲く頃には訪れたかったが、今年は残念ながらタイミングを外してしまった。

鬼ヶ鼻岩では沢山の登山者が岩場からの眺めを楽しんでいた。
    



シャクナゲは未だ蕾み
(蕾みが無いのが多い)

P906より小爪峠へ下りる手前のブナとミヤコザサの素晴らしい縦走路

       



この花を撮っていた
のかな〜
これは小さかった
  

撮影に夢中のHiroさん

      
鬼ヶ鼻岩から椎原峠を通り、峠から見える小さな岩P833へ寄り道。ここは初めて。縦走路から標識も何もないが、それら
らしき道に踏み入り登り上がると5分ほどでP833の岩場に立つ。
ここからの眺望はすばらしかった。振り返れば金山、その向こうには井原山が見える。今日は霞もかからず眺めはなかな
かなもの。歩いてきた西山がこの画像にあるかどうかちょっと心もとないが、何時ものことながらよくもあんなところから歩
いてきたもんだとつくずく感心。
前を向けばこれから目指す背振山頂がかなたに。まだまだ距離はありそうだ。頑張らないと。
    

P833より金山方面

P833より背振方面

      
さて、そろそろお昼も過ぎて食事休憩の時間。P833を降りて縦走路へ戻り周囲の休憩しやすい木陰を見つけて食
事・休憩。Hiroさん手作りの赤飯オニギリを美味しく頂く。

食事・休憩後、背振山頂を目指す。唐人の舞を過ぎちょっとした広場を過ぎたところからミツバツツジのトンネル。
・・・ッと思いきや話に夢中になってトンネル箇所を歩いている意識がすっかり吹っ飛んでいた。後ろを歩く肉まんさん
から「ここがミツバツツジのトンネルですよ」と声を掛けられてやっと気がつく始末。
それもその筈、トンネルは緑ばかりで花の色は何にも無い。あ〜今年はちょっと時期が早すぎたかなァと話しながら
進むと、やがて蕾みをいっぱい付けたミツバツツジの連続となった。1株に1・2輪ほどの開花。
しかし蕾みはしっかりあるのでゴールデンウィーク後半辺りが見頃かな。

トンネルを抜けると背振の車道歩き。背振の駐車場にはいっぱいの行楽者と車。リュックを背負って登山靴を履いて
登った山頂はスニカーや街での服装をした行楽者との混在。ちょっと複雑な心境。

下山は矢筈峠へ戻り、そこから車谷コースを下る。このコースはまさに野草の宝庫。花好きのHiroさんと自分は野草
をみつけてはデジカメのシャッターを押す。当然、肉まんさん、Kaさん、Haruさん達から大きく遅れる。
度々途中で我々が追いつくのを足を停めて待っていてくれた。もう花好きとは登らんと思われたんでは・・・ないかと。
Hiroさんの花撮りもなかなかなもの。時には地ベタにはいつくばって撮っている。スラックスに泥が付いていたので
何処かで転倒でもと尋ねたら、転倒ではなく花撮りの時に付いたらしい。

椎原登山口16時45分到着。なんと9時間15分の長丁場となった。しかしそれほどの時間が経過したとは思えない
ほどの楽しい歩きであった。
自然林豊かな西山ルート、いたるところで出迎えてくれた鮮やかなツバキ、寒そうに身を寄せ合っていたギンリョウソ
ウ、春の到来を告げる沢山のスミレ、ブナ林とミヤコザサの金山特有の美しい山林、ちょっとしたアドヴェンチャー気分
を味わせてもらった猟師岩〜鬼ヶ花岩の歩き、期待は少し外れたがシャクナゲとミツバツツジの蕾み、そして野草豊
かな車谷の歩き。本当に思い出深い9時間15分の山行であった。

最後にご案内して下さった肉まんさんに感謝。肉まんさんが西山ルートを最近度々歩かれる理由が少しわかったよう
な気がした。
   



この樹にはこの一輪だけ
しかし蕾みはいっぱい

矢筈峠より車谷コースを降りる

      
今日出遭った野草

イチリンソウ

ヤマルリソウ

ネコノメソウ

チャルメルソウ

     

ラショウモンカズラ?

カキドウシ

ツボスミレ


inserted by FC2 system