自然歩道  

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天山 1046.0M H20.07.06 岸川林道分岐⇒岸川登山口⇒あめ山分岐⇒天山⇒上宮⇒岸川林道分岐

               
福岡地方はあの物凄い豪雨のような雨が降り続いた後、急に梅雨が明けたような状態となった。
数日前に肉まんさんからメールが入った。内容はタクさんのブログで知的な内容にひきつけられた肉まんさんが一度一緒に
タクさんと山登りして、いろいろお話を聞きたいということで7月6日天山へ登ることに決まったようだ。
ところが、この話とは別にそよかぜさんが長崎の仲間と6日岸川登山道を歩いて天山へ登るとタクさんへ連絡。
このことを知った肉まんさんは、それでは福岡の山友を誘って福岡組が来ることを内緒でそよかぜさんをびっくりさせてやろ
うということになった。

福岡のメンバーは肉まんさん、Hiroさん、sasaguri & 佐世保からKAさんの4名。
朝6時30分待ち合わせ場所に集合し肉まんさんの車へ乗換えて自動車道を走る。佐賀大和ICを下りてタクさんとの待ち合
わせ場所の多久IC傍の駐車スペースへ向かう。予定よりも早く着いたので肉まんさんが帰りに寄りたいとあった多久聖廟
をちょっと覗いて見ることになった。
しかし土地不案内のため途中で引き返す。ほどなくタクさんが待ち合わせ場所へ到着。タクさんと我々福岡組はみんな初顔
合わせ。

タクさんの先導で九州自然歩道岸川コースの自然道入り口駐車場へ案内して頂いた。そこには今日ご一緒する唐津勤労者
山岳会のメンバー3名の方が既に集合してあった。
タクさんが長崎組を迎えに行っている間に山岳会の方から岸川コースの様子を伺う。話によるとこのコースは登山者が気楽
に歩くコースではないらしく、今の時期では相当辛い歩きになりそうということであった。
自分は天山はこれが2回目である。昨年の9月28日にアウトドアの山行で上宮の駐車場から登っている。それこそハイキン
グにふさわしい距離であった。その時に下からマイクロバスで延々と登り続けることに驚き、麓から登ると何時間かかるんだ
ろうと思ったことを思い出していた。
岸川コースはそのマイクロバスで走ったコースとは違うようだが、歩く距離やこの蒸し暑さと照りつける太陽の下での林道歩
きには相当の汗と体力消耗を覚悟しなければならないことがほぼ頭の中に入った。

間もなくタクさんの車に先導されて長崎組が到着。これからびっくり出会いの始まりである。
長崎組の車が駐車場へ入ってきた。何時もの到着風景に見えた車内の様子が、急に後部座席右端の体が左右に動き始め
た。多分、これがそよかぜさんだろう。恐らく予期せぬ顔の面々が立っているので「えッ・・?!なんで・・?!どうして○△×
・・・???」と驚いているに違いない。
車から出てきたそよかぜさんは本当に驚いた様子であった。驚いた様子から嬉しそうな笑顔に変わるそよかぜさんを見てい
ると、こんな”遊び心”の世界もたまにあって良いもんだなと思った。

今日の参加者は佐賀よりタクさんと唐津勤労者山岳会3名。長崎よりそよかぜさん、軟弱さん、クラッカーさん、ミッセルさん
、壱岐ッ娘さんの5名、それに福岡組4名の合計13名。
駐車場であらためてタクさんより今日の仕掛けの成り行きの説明と参加者の自己紹介を済ませ、車で約2キロ先の岸川林道
分岐へ移動。ここで登山準備をして午前8時50分スタート。

ここより岸川登山口まで約2キロ、約1時間20分かけて岸川林道を歩く。スタート時は左手に美しい緑に彩られた棚田の風
景を眺めながら歩く。右手が山側。林道の面白みがない歩きを想像していたが、どうしてどうして山側の野草が我々を出迎
えてくれた。
最初に出迎えてくれたのはギボウシ。歩く先々で見かけた。上を見ればネムノキ。その他ムラサキニガナ、オカトラノオや名
前が即座には出てこない野草がいっぱい。あまりお眼にかかったことがないカキランも見ることが出来た。おまけにマムシも。
これは逃げる尻尾を見ただけだが、目撃者によると鎌首を上げて攻撃の構えをとっていたそうである。

林道歩きとはいえ木陰が多少あり、野草を楽しみながらの約2キロ、1時間20分の歩きはあッという間に思えた。
    

岸川林道(九州自然歩道)

棚田を眺めながら林道を歩く

      
岸川登山口より本格的な登山道へ入る。常に渓流の音を耳にしながらの急斜面を登る。さすが湿度の高さに汗がジワジワと
流れ出てくる。水をこまめに補給する。みるみるうちに汗を拭くハンカチタオルがグッショリ。
そんなに険しい道でもなく、自分にとっては緑美しい自然林の中を歩くのはこの上ないことだが、蒸し暑さにはまいった。

前を歩く山岳会の方はここの渓流を3回登ったそうである。井原山洗い谷と比較して、ここのはかなり狭い急流を登るようでそ
れなりの危険度は高いように思えた。
      

岸川登山口

岸川ルート登山道

        
岸川登山口を出発して25分、もみじ橋がかかる第一林道出会いに到着。この頃になると頭が少しボーッとしてどうやってここ
に出たかよく思い出せない。皆さんここまででかなりの体力を消耗し橋のたもとにへたり込んで暫らく体を休める。10分休憩。
登りは橋の先の右側から登る。
     

第一林道出会い(もみじ橋で休憩)

第一林道出会い〜第二林道出会い

       
この休憩で充分に水補給して次の第二林道出会いを目指す。
湿度はグングン上がって蒸し暑さが増す。汗でグッショリとなったハンカチタオルを取り替える気力もなく、そのまま汗を拭う。
少しずつ高度を上げると足元がササと周囲が自然林の風景に変わった。こんな風景になると少しは気力も出てくる。
分岐より15分で第二林道出会いに到着。

第二林道出会いでも10分休憩。このような湿度が高い場合はこまめな休憩と水補給が必要。
出会いからあめ山分岐を目指す。ここはいきなりの木枠の階段、傾斜もきつい。汗がまたダラダラ。
しかし登山道は歩きやすく緑に覆われた自然林は美しい。問題は歩く時期が悪かった。時々「誰がこんな道を歩こうッて言う
たと・・・」と冗談交じりの声が飛び交う。


やがて周囲の樹木がなくなり登山道が明るくなったところであめ山への分岐到着。車道出会いより1時間15分。
    

第二林道出会い

第二林道出会い〜あめ山分岐

      
あめ山分岐で小休止と集合写真を撮り、いよいよ天山山頂を目指す。草原状の登山道へ変わり木陰はないものの、微風が
吹いて涼しい。蒸し暑さに悩まされ続けた後だけにホッとした瞬間が流れる。
振り返れば緑一色のあめ山が。眼を転じれば多久市街が眼前に。所々で一定の箇所から次々と雲が湧き出ている。
自然現象の不思議さを感じる。

12時ちょうど山頂到着。林道分岐を歩き始めて3時間20分。
山頂は野草の宝庫。前回秋に訪れた時はマツムシソウやトリカブトがあたり一面いっぱいに見られたが、今日の山頂は殆ん
ど見受けられなかった。
集合写真を撮って9合目上宮へ下り、池がある横のベンチで昼食。
      



天山

そよかぜさんの画像借用

       
下山は往路とは違うコンクリートの林道を2時間かけてテクテク歩いた。木陰がなく野草も景色も望めない林道歩きはまさに
歩くだけ。しかしテクテク歩きながら久し振りの方、初めての方といろんな会話をしながらテクテク歩くのも楽しく貴重なもの。

15時20分、スタート地点の林道分岐へ到着。スタートから6時間30分。昼食時間を除いても6時間近くの歩きとなった。
到着し足を止めた途端に汗ビッショリの上にまた汗がワッと噴出した。

帰りはこの地方では有名な「岸川饅頭」の店へ立ち寄る。外見は田舎風の饅頭だが、帰宅して早速食べてみると素朴な味
に何となく感じる食感が良い。読者のみなさん、天山に登る時は岸川コースを歩いて帰りに立ち寄ることをお薦めします。
但し、非常に人気があるお店で日によってはお望みの品が売り切れになる場合もあるということです。

その後長崎、佐賀の皆さんとお別れし最後に肉まんさんが是非立ち寄りたいとあった多久聖廟をタクさんより案内していた
だき、ずっと聖廟の施設の中までお付き合いしていただいた。
そして最後は多久ICまで先導していただいて、無事福岡までたどり着くことができた。
     

今日出逢った野草

最後の3枚以外は全て林道分岐から岸川登山口の歩きで撮ったものです。
この他にもありましたがピンボケでアップを断念しました。

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