自然歩道
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大船山 |
1785.2M |
H20.09.08 | 男池登山口⇒ソババッケ⇒大戸越⇒北大船山⇒段原⇒大船山⇒段原⇒風穴⇒ソババッケ⇒男池 |
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緑美しい男池付近 |
ソババッケ〜大戸越を登る |
やがて登山道が平坦となり、秋を感じる背丈ほどのススキの原をかき分けて進むと前方に三俣山のどっ しりとした山容が、右手にはミヤマキリシマのシーズンには登山者で大賑わいになる平治岳の山容が飛 び込んできた。 大戸越には誰もいない。平治岳を見上げても登山者の姿は無し。静かな空間ができ上がった感じだった。 ミヤマキリシマ見物で大賑わいの大戸越と混雑する平治岳の斜面しか知らないので、こんな静かな時も あるんだなと実感。 南側大船山側の山容は大戸越からは直接見えない。北大船から下りてくる山容が見えるだけ。 |
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ススキ原を抜けると大戸越 |
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北大船山より大船山を望む |
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大船山より久住連山を望む |
御池 |
黒岳、天狗岩方面(下山中より) |
帰りのコースは段原から米窪をまわって風穴へ下りるコース。 相変わらず米窪のまわりの登山道もミヤマキリシマの枝で進むのに苦労する。 しかし時にはマツムシソウの花畑も見られたし、数は少ないがリンドウにも遭遇。フウロ系の花畑も。 やがて米窪周回から風穴への下り。この道はとにかく急勾配の連続で、風穴はまだかまだかと思うくらい 長い長い降りの連続。 途中で風穴あたりが見下ろせる箇所に出ると風穴はまだかと見下ろす。しかし風穴はまだまだ下の方。 風穴にたどり着いた時は正直ホッとした。そして風穴から降りてきた山を見上げて納得。凄い急傾斜。 今まで風穴は黒岳への通過点とばかり思っていたので、大船山側など見上げたことは無かった。 凧さんとここを登りに使ったらとても良いコースですよとwebで宣伝してみようかなどと冗談を飛ばす。 |
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カイトを揚げる凧さん |
風穴から奥ゼリ、ソババッケを通って男池登山口への帰路につく。 風穴から奥ゼリまでの道は岩の滑りに気をつけなければならない。そう思いながら手の保護のために軍手 をはめながら岩の上に足を踏み入れた途端、滑ってスッテンコロリン。臀部をしこたま打ち付けてしまった。 幸い打撲による痛さは歩くうちに消えてしまった。 しかし、その後も自分でわかっていながら斜めになった石面を踏み、何度もズルッといってしまった。 その後は石と石の間を踏みながら歩いたら、足の短さを見透かされたように何度か膝小僧を突き出た石の 突端にぶち当てる。痛いッ! ウッ! ソババッケ直前では登山道で休憩中の1人の登山者と遭遇。黒岳の帰りとか。 ソババッケでは泥濘に残る足跡は朝自分達がつけたものが残っているくらいで、他の足跡はあまり見当た らない。ということは今日1日、ここを通った登山者は我々2人と先ほどの休憩していた登山者だけくらいか。 やがてかくし水を通り登山口近くに差し掛かると、凧さんが男池に寄って行きましょうと男池を見て帰ること にした。男池へ寄るのは初めて。池とあるから大きな池を想像していたが、地下から湧水が出る小さな箇所 であった。水がとてもきれい。当然。 男池登山口へは午後3時5分到着。ちょうど7時間の山行。登り3時間、大船山休憩1時間10分、下り2時 間50分。凧さんの調べで歩きを片道4時間、合計8時間見込んでいたので予定より2時間も早く終わること が出来余裕の山行となった。 帰りは近くの温泉に寄る。両足の膝小僧や脛があちこち打ち身で赤くなっていた。 |