自然歩道  

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難所ヶ滝・三郡山・宝満山

935.9M
829.0M

H21.1.15 昭和の森⇒難所ヶ滝⇒北尾根コース⇒三郡山⇒宝満山⇒うさぎ道⇒昭和の森
    
豊津の俊ちゃんと信ちゃんが毎年難所ヶ滝を訪れていると聞いて、今がその難所ヶ滝氷瀑シーズン真っ只中。
ちょうど良いことに今年の寒波第二波が10日頃やってくる。11日は新春コンサートで行けず。
天気予報では15日頃が晴れマーク。難所ヶ滝と雪の三郡縦走路を歩いて白銀の世界を楽しむにはやはり晴れ
の日が良い。ということで15日に俊ちゃん、信ちゃん、Hiroさんに呼びかけて快くOKを頂き15日歩くことにした。
   
ところが天気はそう簡単にはうまく運んではくれない。天気マークだった筈が、2・3日前になると曇りマークだった
り雨マークがついたりで二転三転。日本列島大荒れの状態。結局前日になってやっと晴れマークが点いた。
   
今日は豊津の俊ちゃん、信ちゃんとHiroさん&S・TAROU4人のメンバー。
集合時間15分前にゲート前の駐車場に着きHiroさんもほどなく到着。そこで信ちゃん達を待つ間、登山準備にと
りかかる。
定刻近くになりかけたので信ちゃんへ携帯をかけると同時に信ちゃんからの携帯が入る。信ちゃん、ゲート前の駐
車場より先の駐車場へ居るとのこと。早速先の駐車場へHiroさんと車移動。
     
動画⇒クリック
    
移動した駐車場で準備をしていたら隣のスペースに駐車した登山者が難所ヶ滝はここから歩いて良いかと尋ねて
きた。難所ヶ滝は初めてと言う。話を聞くと昨日NHKで難所ヶ滝が紹介されたので早速今日来てみたとのこと。
その通り。自分も昨夜11時頃のBS放送で紹介されるのを見た。難所ヶ滝もとうとう全国区になってしまったのか。
  
9時40分スタート。案内板があるところから右手へ林道を歩く。10分ほどで「
河原谷、難所ヶ滝」の文字が入った
標識に従って小さな沢を渡り植林帯の中を歩いて5分ほどで下の駐車場から歩いてくる林道と合流、ここより河原
谷コースを歩いて難所ヶ滝を目指す。


  
林道を右へ入る 9:50
(河原谷、難所ヶ滝へ)

昭和の森 9:40

      
今日の河原谷コースは歩き始めから積雪が目立つ。
平日なのに登山者も多く、踏み固められた岩の登山道は滑りやすくなり始めたので途中でアイゼン装着。
登山道のあちこちでアイゼンを装着する姿が見られた。
アイゼン装着で歩き易くなった足で快調に高度を上げる。
    


  
アイゼン装着 10:20

河原谷コース登山道

      
難所ヶ滝の手前、登山道の西側(登って右側)に氷瀑が見られる斜面がある。
ここは毎年眺めて通るがあまり大きな氷結は見たことがないので、何時も下から眺めるだけで素通りして
いた。
しかし今日は氷結もかなりあるようだ。自分はこの斜面は未だ登ったことがないと言うと信ちゃん「では登
ってみましょう」と信ちゃんに追いて登った。
我々が登ると他の登山者も続々と追いて登ってきた。
    

難所ヶ滝手前・西側斜面の氷結 10:40

      
再び登山道へ戻り難所ヶ滝への分岐より北側へ進みロープ箇所の急登を登ると難所ヶ滝。
今日は登山者で大賑わい。やはりこれもテレビの影響か?
  
難所ヶ滝は氷瀑とは言えないまでも前々回、前回よりも氷結の規模が大きくなっていて、それはそれなり
に見応えがあった。
4・5年前だったか、年配の登山者がピッケルでこの氷壁を登ろうとして周囲から危ない危ないと声をかけ
られていたのを思い出した。その時はそれを試みる登山者が居てもおかしくない程の氷結はあったのだ。
毎年訪れる度に氷瀑の規模が小さくなっている現実は本当に寂しい。
    


  
難所ヶ滝 11:00

難所ヶ滝

       
難所ヶ滝の北側斜面に登って側面から見下ろすのもなかなかアングルとしては良い。
  
ここで信ちゃんよりあんこ餅の差し入れ。ありがたく頂いて口の中に頬張ると顎がなかなかうまく動かない。
体を動かさないと顎まで凍りつきそうだった。
   

難所ヶ滝北側斜面より

難所ヶ滝・北側岩壁

       
難所ヶ滝北側斜面をそのまま登りあがり尾根道を歩いて三郡縦走路へ出る。
縦走路はまさに白銀の世界。おまけに尾根道へ登りあがる頃から青空が覗き始めた。
三郡縦走路出会いから三郡山まで素晴らしい雪道歩きを楽しんだ。
   

三郡縦走路@ 尾根道との出会い 11:45

三郡縦走路A

      

三郡縦走路B

三郡縦走路C こんな光景も

      

三郡縦走路D

三郡縦走路E

    

三郡縦走路F 樹氷が素晴らしい

三郡縦走路G 三郡山への最後の登り

     
12時20分三郡山到着。
山頂から古処山、馬見山、その向こうには英彦山、鷹ノ巣山、犬ヶ岳、求菩提山がはっきりと見える。
とりわけ英彦山と犬ヶ岳は積雪が多いのか白く輝くように見えた。
ここで昼食・休憩。今日も解凍したパン。凍ってはいなかった。
  
三郡山から再び縦走路を戻って宝満山を目指した。
      

三郡山 12:20〜12:55

宝満山に向けて三郡縦走路を戻る

      

長崎鼻付近の樹氷

長崎鼻付近

     
雪の縦走路も終わり最後の宝満山頂前の岩場にさしかかると岩場は立ち入り禁止になっていた。
しかたなく西側へ廻り込み14時10分宝満山到着。
この時刻ともなれば登山者もまばら。ほんの数人山頂へ居ただけ。
   


  
キャンプセンター 14:30

宝満山 14:10

    
下山はキャンプセンターへ下りてバイオトイレのお世話になり水場を通って縦走路へ登りあがってウサギ道を下る。
途中で河原谷への道を下りて河原谷コースの登山道と合流。
以前は河原谷への分岐は踏み跡を注意して見ないと見過ごしそうな箇所であったが、久しぶりに歩いたら枯れ株
に目立つように大きく赤テープが巻きつけてあった。
河原谷コースと合流して程なくアイゼンを外す。
16時5分昭和の森駐車場へ無事到着。
    
俊ちゃん、信ちゃん、Hiroさんとまたの再会を誓って皆さんとお別れ。

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