自然歩道  

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369.3M H21.7.5 城山登山口⇒城山⇒自然道⇒城山登山口⇒キヌガサタケ見物

        
いよいよ今年もウスキキヌガサタケの時期がやってきました。
毎年の年中行事となり、今の時期になるとこの情報を毎日流される唐津街道さんのHPが気になります。
しかし、今年は1本、2本、ゼロ本・・・・と芳しくない日が続きます。これが例年の状況だと思いますが昨年
がちょっと良すぎた感があります。
  
今まで単独でやってきていましたが、今年は山友と一緒に鑑賞登山をすることになりました。しかも今回は
宮崎から5名もの遠征組をお迎えしての歩きとなりました。(宮崎組は湯川山までの4塚連山縦走です)
  

動画=クリック
時30分集合、自己紹介して8時40分から登りました。
  
今日の参加者
宮崎から:きのこさん、putalyさん、yamaskさん 他2名
福岡組 :アップルさん、GENさん、toshiyanさん、豊津の俊ちゃん、豊津の信ちゃん、肉まんさん、Haruさん
      Hiroさん、まつやんさん、S・TAROU

    

城山登山口

     
昨日は2本出たという唐津街道さんのレポを見ましたが、あくまでも感じとしてですが朝から太陽が照りつける
今日の天気は、キノコが顔を出すにはあまり良い条件ではなさそうです。
   
私も城山のウスキキヌガサタケを毎年求めて今年で6年目になります。毎年よく出るところや出そうな所が何と
なく身体で感じるようになりました。歩きながらあっちキョロキョロ、こっちキョロキョロ。
  
登山道沿いにこれから出てきそうなのを発見しました。下の白い茎は見えるんですが帽子の部分がはっきりし
ません。ほんの1メートル先です。これは今から出てくるのではないかと胸を躍らせて先行くアップルさんのスト
ックをお借りして周りの落ち葉をそろりと払って確認したところ、無残にも頭の帽子が千切れているではありま
せんか。
周囲はいっぱい踏み跡が残っていました。恐らく、登山者が入って踏みつけられたのでしょう。ガックリでした。
  
やがて山頂方向からお馴染みの唐津街道さんが降りてこられまました。今日は今のところゼロだそうです。
唐津街道さんとお別れして更に進むと先を行く仲間が山の下り斜面を見て何やらざわついています。
少し遠いがウスキキヌガサタケがあるということで、私も一生懸命目を凝らして見ましたが、結局それは葉っぱ
ということでした。木漏れ日に当たる黄色い葉っぱは今の我々にとってはどうしてもウスキキヌガサタケに見え
てきます。

   
  

踏みつけられて無残なウスキキヌガサタケ

城山でおなじみの唐津街道さん

      
結局ウスキキヌガサタケの本日の収穫はゼロということで山頂に達しました。
ここで宮崎組はきのこさんを残し湯川山目指して出発。
福岡組はウスキキヌガサタケに一途の望みを託して自然道を歩いて探すことになりました。
豊津の俊ちゃん、信ちゃん夫妻は山友から急遽連絡が入って、山頂で待ち合わせということでお二人ともここでお別
することになりました。
   
  

城山山頂

自然道へ

     
自然道には昨年は大きなタマゴタケとツチアケビがありました。今年も見れるものと思っていましたが昨年開いた箇
所には何も見当たりません。やはり自然は厳しいですね。
自然道を半分以上進んだあたりで遂にウスキキヌガサタケ発見。しかし、立派なドレスを纏いながら朽ち果てていま
した。これはかなり大きいものでした。朽ちてまだ数時間も経っていないと思いますが、無残な姿でした。
    
  

ウスキキヌガサタケの残骸

キノコを撮るきのこさん

      
結局、自然道での収穫もこの朽ち果てたものだけで一般道との分岐へ出てきました。
すると、そこで登山者から貴重な情報が入りました。
トイレ前の林道を進むと右側に白のキヌガサタケがあるということでした。最後の望みをかけて林道を先へ進みました
が、なかなかみつかりません。もう半分諦めかけていたら林道沿いにありました。
写真でみればスカートが開くのを小枝が邪魔しています。これが眼に入っていれば小枝を取り除いてやったのにと思
いますが、草の中では誰も気づきませんでした。小枝を除けてやれば格好良い姿になったかと思いますが・・・・。
    

キヌガサタケ

    
この先に白いキヌガサタケがいっぱい開いているという情報が入りました。
かなり歩いたところにキヌガサタケがいっぱい顔を出していました。11時頃でしたがもう朽ちているのもいっぱいあり
ました。早速撮影会の開始です。
   
  

    
タマゴもいっぱいありました。6年目で初めてタマゴを見ました。
こんなに大きなものとは・・・びっくりしました。辺りにはタマゴが数個散見されました。
踏みつけないように注意です。これも今から開き始めるのでしょうか。
  

これから開花開始のタマゴ

     
虫が食い千切ったんでしょうか、解体されたようにバラバラになったのも多く見受けられました。
しかし、本来の姿をとどめているのもありました。
   
  

    

激写中のHiroさん

        
その内1本だけこれからスカートを開こうとしていました。
よく見るとスカートが出始めたばかりです。昨年のウスキキヌガサタケの出始めより若干長く出ていましたので、あと
30分〜40分くらいで美しいドレス姿が見れると心が躍りました。
それから数分間隔でドレスの長さをチェックすると確かに伸びてきていました。昨年はウスキキヌガサタケ、今年は
キヌガサタケの開傘を見ることが出来、ほんとにラッキーな気分でした。
  
しかし、その後スカートが伸びません。下の画像でもわかるように25分で伸びたのがほんの僅かです。昨年はミニ
スカートになるまでは時間がかかったようですが、ミニスカート以後はあれよあれよという間に立派なスカートに開き
ました。
最後まで見届けたかったのですが、他の開傘したのも見れたのでその場を離れることにしました。
   
   

午前11時頃

午前11時25分頃

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