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金山

967.2M H21.8.23 花乱の滝・・・登山口⇒アゴ坂・金山分岐⇒金山⇒(縦走路)⇒アゴ坂峠⇒アゴ坂・金山分岐⇒登山口

        
7月初旬頃(だったか?)から金山の花乱の滝ルートを歩く予定になっていましたが、あいにくの雨に2回ルート変更
1回延期でやっと今日念願の花乱の滝ルートを歩くことができました。
  
6年前(2003年4月13日)に初めての金山を同じルートで試み道を間違って藪漕ぎとなり、さんざんな目に遭った
ことは
既にブログで書きました。従って6年越の念願がかなったということになります。
結果は予想していた以上の素晴らしいルートでした。
  
参加者:肉まんさん、風来坊さん、のどかさん、かずさん、S・TAROU
   
先ずは花乱の滝を見学です。今日は北から太平洋高気圧が九州まで南下し秋を実感する涼しい日となりました。
最近雨が多く物凄い水流が滝つぼに打ちつけます。しぶきが飛んできてまた一層の清涼感を感じました。
    

      
動画=クリック
   

花乱の滝
  

滝見学を終えて車2台で狭い林道を登山口へと走ります。
6年前はここは歩いた道です。途中で左へ走る道がありました。登山口は直進ですが左への道の方が広くて立派に
見えました。多分6年前の藪漕ぎ歩きの出発点がここだったような気がします。
  
車1台がやっと通れそうな林道を直進します。林道の終わりが車7・8台くらい停められる広場になっています。
ここで登山準備をしますが、アブ?が我々車2台の周囲をワンサカ飛び交います。ドアを開けたたら中に侵入します。
今日は皆さん防虫対策万全です。蚊取り線香を背負ったり防虫スプレーを身体に吹き付けたり・・・。
  
登山口は道標はなく広場の山側に微かに踏み跡が残っていました。ここから登ります。午前8時5分スタート。
最初はシダが多い杉林を進みます。

15分ほどで小さな橋に着きました。
ここが6年前に下調べをした時に赤い鉄の橋を渡ると書いてあったのがこの橋だと思います。赤い鉄の橋ではありま
せんでした。
私の記憶違いか流されて今の橋になったのか・・・そこは定かではありません。
6年前は道迷いでこの橋を渡っていませんから・・・・。
     
  

最初はシダが多い杉林を歩く

小さな橋(6年前は赤い鉄の橋と下調べでは・・?)

      
その後ずっと沢沿いを歩いて渡渉を繰り返します。山頂まで何回渡渉を繰り返したかわかりません。
とにかく渡渉の連続です。渡渉の回数を計るものでも持っていないと途中で回数を忘れるくらいの渡渉でした。
たまには緑豊かな登山道に入りますが沢はしっかり登山道沿いに流れています。
  
滝つぼに眼をやってよ〜く見るとイワナかヤマメが数匹悠々と泳いでいました。アメンボウもいっぱいです。
  
   

     
このルートは山頂直前を除いては傾斜が緩やかでとても歩きやすいコースでした。
井原山の洗い谷のようなスリルあるルートではありませんが穏やかな沢沿い歩きを楽しみました。
しかし、今日は穏やかな歩きが楽しめても大きな雨でも降れば、瞬く間に渡渉困難なルートになることには間違いない
ようです。
   
   

     
やがて金山・アゴ坂峠への分岐に着きました。
左へ進めば金山へ、右へ進めばアゴ坂峠です。ここは金山を目指します。
   
  


   
金山・アゴ坂峠分岐 9:40
(金山を目指す)

      
分岐から金山への初っ端は厳しい傾斜になりました。
私はここのルートは初めてですから、この先がどうなっているのか全くわかりませんが、雰囲気としてここで沢と別れ
てということになるだろうと思っていましたが、まだまだ沢は続きました。
   
  

    
岩に寝そべって水浴びできそうな箇所が随所にありました。
今度夏場に来る時は水泳パンツ持参で来ようかと・・・。タオルだけで水泳パンツは要らんかも・・・・。
  

    
  
  

    
やがて水流も無くなり金山直前の厳しい傾斜の登山道に変わります。
急に先頭の歩きが停まりました。肉まんさんによれば今までの登山道と様子が違うそうです。
しかし、よく見ると赤テープや小さな案内板もあります。キャラメルの板も・・・??
先日来の豪雨で土砂が登山道を流れて少し様子が変わったようです。
   
やがて唯一ロープが張られた登山道を登り上がれば千石の郷から来た道との合流点に着きます。
合流地点から金山山頂まで5分弱で金山山頂です。この間の道でヤマジノホトトギスや他の野草
が咲いていました。
   
前回はガスで見通しは全くダメでしたが、今日は佐賀側の天山、彦岳、あめ山などがはっきり見
えました。
   
  


   
金山(967.2M) 10:40

千石の郷から来た道と合流地点から間もなく金山

     
山頂横の木陰でパン1個をぱくつきました。今日の昼食は下山後に肉まんさんお勧めの曲淵うどんの予定です。
   
帰りは背振からの縦走路を歩きアゴ坂峠から花乱の滝を目指すルートで帰りました。
数字の9を裏から見たようなルートを辿ります。アゴ坂峠から往路で金山を目指した分岐まで下り、あとは往路と同じ道を
歩いて帰りました。
   



山中地蔵・アゴ坂峠分岐
(アゴ坂峠を目指す)
11:40


  
アゴ坂峠
(花乱の滝方面へ)
12:00

帰りは鍋島番所跡〜アゴ坂峠で帰ります 11:20

    
アゴ坂峠付近は往路とはまた雰囲気が違い西山付近の自然林の雰囲気にとても似ていました。
ここ数日は雨が降っていないので登山道もしっかりして大変歩き安かったです。
   
   

アゴ坂峠付近の登山道

   

アゴ坂峠付近の登山道

    


  
金山・アゴ坂峠分岐
(往路は左へ金山)
(帰りは右側から下りてきた)
12:15

  

       
今日の歩きも終わりに近づいた頃、水流の岩場で休憩しました。
風来坊さんが水流に頭を漬けているところをパチリとさせていただきました。
のどかさんが横から撮っていました。のどかさんには拝借のお願いをしてアップしました。
風来坊さんには内緒です(笑) 気持ちよかったでしょうね。
   
  

清流に頭を漬ける風来坊さん(上から)

のどかさん画像提供(横から)

     

今日のメンバーです

     
登山口へ帰ってきたのが13時45分頃。金山山頂休憩が40分ですからちょうど5時間の歩きを楽しみました。
今日のコースはほんとに素晴らしかったです。
なんといっても福岡側からにしては緩やかな傾斜(金山直前は急登)でとても歩きやすく、これでもかこれでもか
と続く渡渉の連続には洗い谷も車谷もかないません。素晴らしかったです。6年間待った甲斐がありました(笑)
7月初旬からの延期も神様がこの日を選んで、もっとも条件が良い日を我々に与えてくれたような気がします。
以前からいろいろと計画をして頂き、肉まんさん有難うございました。
  
帰りに花乱の滝付近の林道で1台の車が我々の帰路を塞ぐ状態で駐車していました。本人を捜し出してやっと通
れましたが、ここで30分くらい立ち往生。まったく非常識な輩がいるもんですね。
  
その後、肉まんさんお勧めの曲淵うどんに寄りました。冷やし??麺です。細めんですがコシがあってなかなか美
味かったです。能古うどんの系統とかで、そういえば能古うどんの味でした。宣伝ではありません。
かずさんが席を外している間に注文を済ませました。かずさんのは「冷やし??麺」の大盛りを頼みました。
・・・・・失礼、他のも皆んな大盛りでした。大盛りでもし食べきれなかったら肉まんさんが食べてくれるという保証付
きです。しかし皆んな保証要らずでした(笑)
大盛りと言っても何処が大盛り?と思うくらいでした。
  
蛇足ですがGPSを持って行きました。今回は瞬断はありませんでしたが、衛星捕捉が悪くカシミールに取り込んだ
ところ、殆んどロスト状態で軌跡は使い物になりませんでした。
  

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