自然歩道
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金山 |
967.2M 816.4M |
H21.10.12 | 曲淵バス停⇒花乱の滝コース⇒金山⇒西山⇒子爪峠⇒湯ノ野コース⇒登山口⇒椎原バス停 |
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9時30分登山口より取り付きます。 8月23日以来2回目の歩きですが、このコースは何時歩いても良いです。 前回は多少緊張気味でしたが今回は余裕の歩きです。ここで前回休憩をとったとか、風来坊さんが暑さのため頭を 清流へ浸したのはこの滝だとか、いろいろ思い出しながらの歩きでした。 登山口取り付きから35分、金山直登と顎坂峠との分岐に到着。金山直登コースへ進みます。 この分岐から金山直登コースは急登になり、普通ならば沢とはここでお別れとなりますが、まだまだ沢伝いの歩きは 続きます。 |
やがて沢の音も消えかかると金山山頂直下の急登です。 この急登の途中で踏み出す足に力が入らなくなりました。空腹感が急に襲ってきます。 我慢すればもう直ぐ山頂だとわかっていてもどうしても我慢出来ず坊主川からとの合流地点でバナナ1本を補給。 金山山頂には4・5人の登山者。 山頂から少し小爪側の木陰で早めの昼食。10分くらい腰をおろしていると寒くなってきました。 |
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今日の金山(小爪峠方面より) |
昼食後、小爪峠を目指してブナ林とミヤコザサの林床を歩きます。 この風景は何時見ても見事なものですが、新緑が終わり紅葉時を感じさせるような風景にしばしば足が停まります。 風はほとんどありません。気温は平地で25度くらいか・・・。快適な歩きです。 |
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いよいよ小爪峠に近づいたころ西山への分岐の標識に出くわしました。風来坊さんから「行って見ましょうか」と提案 があり、それではということで西山へ寄ってみることにしました。 ちょっとそこまでの感覚で歩きましたが、途中風来坊さんと「前回こんなに歩きましたかね〜?」と会話するくらい長い 長い歩きに感じました。縦走路からの長い下りとその後の登り。帰りは同じ道を引き返します。 帰りが大変だと多少気がかりでしたが同じ道同じ距離なのに往路ほどの長い時間には感じませんでした。 余計なおせっかいですが、西山へは単独で歩く自信がつくまでは歩きなれた同行者と一緒に歩く方が無難だと思い ます。 |
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西山山頂(狭いです) |
西山から縦走路へ戻り小休止後、湯の野コースを歩いて下山です。 このコースは私も風来坊さんも初めての歩きです。 背振山系を歩き始めた時にこのコースを歩いてみたいと思ってベテランの方へコース状態を問い合わせたところ 少し荒れた箇所もあるコースですが貴方が歩けないコースではないという返事が返ってきました。 その返事を頂いてから6・7年・・・未だ一度も踏み入れたことはありませんでした。 従って風来坊さんから湯の野コースで下りるというお誘いを頂いた時、あの湯の野コースかと期待が膨らんでい ました。 湯の野コースへ入るとやがて岩ゴロゴロの沢が現れます。ここから登山口まで1時間25分の長丁場が続きま した。 花乱の滝コースが女性に例えるなら湯の野コースはまさに男性的な荒いコースと言って良いと思いました。 危険な箇所はありませんが大半は岩がゴツゴツと露呈した中の渡渉の繰り返しです。花乱の滝コースも数え切 れない程の渡渉の繰り返しでしたが、このコースもそれに劣らずでした。 たまには露天風呂を思わせるような箇所もあります。 素晴らしいコースでしたがやはり初心者と単独で自信がイマイチの間は歩きなれた方との同行が望ましいかも。 赤テープはよ〜く見渡せばあります。 |
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沢沿いを外れてやがて登山道は麓らしいい木立に変わり、もう登山口は近いという期待感が膨らみました。 その期待感を打ち砕いたのが右下の標識です。現在地から湯の野まで30分とあります。もう直ぐ終わりだと思ってい たら、これから30分テクテク歩かねばなりません。 |
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気持ちを入れ直して歩き続けると下方にコンクリートの立派な道路が見えました。 やっと着いたかと思いきや、それは山中を走る中腹林道で登山口までは林道を跨いで尚も下ります。 湯の野登山口に着いたのが15:15.小爪峠から1時間25分でした。 |
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湯の野登山口(15:15) |
湯の野登山口から更に歩いて湯の野バス停がある車道に出て車をデポしている椎原バス停まで歩 いて戻りました。椎原バス停着15辞35分。 曲淵バス停を9時に出て椎原バス停15辞35分ですから6時間35分の歩きでした。この内西山へ 寄り道した時間が1時間。 渡渉の連続から急登を金山へ、ブナ林とミヤコザサの銃走路を歩き、自然林に囲まれた西山、最後 にまた渡渉の連続歩きで変化に富んだ自然の歩きを満喫することができました。 花乱の滝コースの良さを再確認するとともに初めての湯の野コースも体験しました。 背振山系にはまだまだ豊かな自然がいっぱいあるんだなと自分の無知を恥じるほどでした。 またまた歩きたいコースは増えてしまいました。 一緒に歩いていただいた風来坊さんには感謝です!! |