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三俣山

1747.7M H21.10.24 大曲⇒スガモリ越⇒西峰⇒W峰⇒本峰⇒南峰⇒大鍋⇒南峰⇒W峰⇒西峰⇒スガモリ越⇒大曲

        
先日の大船山に続いて三俣山の紅葉を観にやってきました。
参加者:肉まんさん、のどかさん、かずさん、S・TAROU
   

      
動画=クリック
   

朝6時10分、肉まんさんと待ち合わせ。
7時に鳥栖でのどかさん、かずさんと合流。一路登山開始予定の
大曲へ向かいました。
実は肉まんと待ち合わせ場所へ行く途中で体の全身に電流が走
りました。運転中に忘れ物は無いだろうなと考えていたら、なんと
ETCカードを忘れていたのに気づきました。
時間が時間ですからもう引き返せません。後はメンバーの何方か
持っているのを祈るばかりでした。
幸いにも肉まんさんが持って居られたので一安心。
   
8時20分頃、大曲に着きましたが駐車場手前からずっと路上駐
の列が続きます。駐車場を過ぎて駐車場所探しにそのまま進み
ました。
過ぎて2・3分、歩いて10位のところでやっと路上駐車の列が途
切れ、その先の駐車可能スペースへ車を停めました。

      
そこで登山準備をして8時45分大曲登山口を出発しました。
車の多さで今日の登山道の混雑は少しは予想できましたが、登山口から入って暫くは登山者の姿もそれ程目立ちません。
コンクリートの道へ出ると道がつい最近の大雨で完全に上からの土砂が道を塞いだ状態で、その上を乗り越えて進みます。
やがて前方に硫黄山の噴煙が見えてきます。今日は風が穏やかで噴煙も静かにモクモクと舞い上がっていました。
  
砂防堤を渡るとスガモリ越まで岩のガレ場を登ります。
ふッ・・と後ろを振り返るとコンクリートの道沿いには延々と続く登山者の姿、そして登山道にはまたまた登山者の集団が登
ってきます。これにはいささかびっくり。
このガレ場を登っている時に今日先に登ってあるとしやんさんからの携帯電話がきました。今(9時)鍋に降りているというこ
とです。あっぷるさんと一緒です。何処かで出逢えると思っていましたが、とうとう出逢えませんでした。
   
  

  スガモリ越には休憩して一息入れる登山者でいっぱ
いでした。
  
私達もここで一息いれました。
  
下から見上げる三俣山への登山道は、これまた登る
登山者の姿がいっぱい。

スガモリ越 (9:35)

  
スガモリ越から小さなササが茂る急登を登り西峰到着(10:00)です。
西峰よりW峰に出て本峰と南峰の分岐で先ずは本峰を目指しました。
分岐から南峰斜面が真っ赤に染まっているのが見えました。南峰には登山者の姿がいっぱい。
   
西峰からW峰に向かう途中で前方で両手を振る登山者がいます。いーさんでした。
今日三俣に入っていることは聞いていましたが、まさかこんな大勢の登山者の中、出会えるとは思っていませんでした。
いーさんは我々とは逆方向の歩きです。暫く立ち話してお別れです。
  
   

登山道よりスガモリ越を見下ろします

この2分後にいーさんと出会います

     
本峰はこのように登山者のラッシュでした。
しかし、ここから眺める北峰から大鍋に至る斜面は真っ赤な紅葉が見事でした。
登山者のラッシュを横目にしばし紅葉風景にうっとり。こんな時は登山者の喧騒は耳に入りません。

三俣山・本峰 (10:35)

      

  

本峰より大鍋を眺める

本峰より北峰側斜面の紅葉

  
本峰からの眺めを楽しんで南峰に向かいます。(南峰10:05)
南峰より来た道を戻り「雨ヶ池へ」と書いた道標のところから北峰方面を目指します。

北峰

  

南峰より大鍋へ向かう途中の北峰の眺め

   
「雨ヶ池へ」の道標から入った登山道はぐるッと廻るお鉢めぐりの登山道でもあります。
最初は低潅木の中を潜り抜けながら潅木の枝にオイハギされないように身を縮めながら進みます。
下りになると北峰の南側斜面の素晴らしい紅葉が眼に入り始めます。
素晴らしい眺めの連続です。
  
鞍部のところから大鍋へ降りました。
お鉢めぐりをしたことはありますが(今日の逆コース)鍋に降りたことがありません。
前から一度は降りて見たかった所です。
  
ここでのどかさん、かずさんは以前知り合った登山者と遭遇のようです。
続いて肉まんさんが山の会の知り合いとの遭遇です。やっぱり山は止められませんね。
    

  

念願の大鍋に降りました (11:35)

     
     
ここでランチタイム&休憩。
腰をおろして底から見上げる紅葉の景色はなんとも言えません。
またまた手帳に描いてしまった。
  
ランチタイム&休憩後、南峰へ引き返すことになり、お鉢巡りの登山道へ
戻ったところ鍋で出逢った肉まんさんの山友さんから紅葉の眺めが良い
ポイントを教えて頂きました。
  
そこから眼下に小鍋の素晴らしい景色が飛び込んできました。
   
     

  

大鍋より北側の眺め

小鍋

        
南岳へ戻る途中でも何度も何度も振り返りました。
  
  

お鉢めぐり(北峰〜南峰)鞍部の紅葉

お鉢めぐりコースより北峰の紅葉

   
お鉢巡りの登山道からは眼下の坊がツルや平冶山、大船山がすぐそこに見えます。
その向こうには由布岳の雄姿が素晴らしい。
先日の大戸越かた見た平冶岳は東側は紅葉がありましたが、西側は無いように感じました。
今日の眺めは確かに山頂西側は紅葉はあまり見受けられませんが、裾野一面には紅葉が拡がっていました。
大船山も相変わらず裾野から山頂へ紅葉が拡がっていました。
ここから登山者の姿は見えませんが、今日もものすごい登山者だっただろうと想像できます。
   

大船山が見えました

   
下山は南峰〜W峰〜(西峰は山頂カット)〜スガモリ越〜大曲登山口の往路と同じ登山道を戻りました。
もうすぐ大曲登山口に近づいた頃、前に登山者がいきなり現れました。オ〜ッ・・・と声が上がると同時に
私もオ〜ッ・・・と大声を発しました(15:05)。凧さんです。
勤務の帰りにこれから三俣山だそうです。凧さん、よく勤務の帰りに山へ登ることは知っていますが、こ
こ遠地三俣で出逢うとは思ってもいませんでした。
のどかさん、かずさんは初対面。山頂でカイトを揚げる凧さんです。皆んな凧さんに感心することしきり。
  
大曲登山口15:10.車でいっぱいだった駐車場も道路沿いも3割方車が減っていました。
帰りはのどかさん、かずさんお勧めの「きずな」温泉で三俣山を眺めながら露天風呂に浸かり疲れを取っ
て岐路につきました。
  
肉まんさん、のどかさん、かずさん 今年も素晴らしい紅葉が見れ、しかも念願の大鍋に降りることが出
来ました。有難うございました。
  
もう一つの紅葉の三俣山(ブログ)をどうぞ。

  

(往路)駐車地点⇒登山口⇒スガモリ越⇒西峰⇒W峰⇒三俣山⇒南峰⇒大鍋


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